シドニーの冬支度

この時期渡航をしてこられる方からは、冬のシドニーの寒さについてよく質問を頂きます。
シドニーの場合4月下旬くらいから、「最近夜はちょっと寒いね」位になり、6月には「結構寒い」、7月が一番寒く「足下からの底冷え」となります。



平均気温としてはこのようになっており、6月、7月は昼でも16度台、最低は8度にもなるのです。寒い訳です。それでもシドニーの一番寒い7月時期の平均気温は東京の11月平均くらいの様です。日本では11月、それほど寒いと思っていなかったかも・・・

それもそのはず、オーストラリアのお家はとにかく冬の寒さに強く出来ていない!(かどうかは分かりませんが)のです。

理由その1 夏に涼しくするため、床がタイルやフローリングで出来ている。
理由その2 暖房器具の効力が弱い。

エコのせいか、家の中でもニットキャップ(ビーニーという)やセーターを着込むオージーもいますし、オージーとしてはそもそも大して寒くないそうなので暖房を入れるほどでもないとの事。そうなると自分が厚着をするしかないですよね。

私も今まで大中小厚めなどのブランケットを使い分けておりましたが、何とも動きづらいためついにオージー風フリースガウンを購入してしまいました。



このフリースガウン、TargetやK-Martなどの格安ショップの広告で良く見かけていましたが、実際日本人で着ている人はほとんどいませんでした。かなり悩みましたが、寒さには変えられないとK-Martに行ってみると、年度末決算セールで15ドルでした。早速着てみると思っていた以上に暖かい!
私は更に動き回ってもソファーに座っても快適なあったかソックスをはいています。これも優秀でソックスの底に綿が入っており、寒さがしみない様にちょっと厚めのビニール素材になっています。



この時期に渡航してこられる生徒さんはもちろん、クイーンズランドなどの暖かいところから下ってこられる方は、こういったあったかグッズは邪魔と思うかもしれませんが、是非購入を検討してみてください。
毎年、この寒い時期身も心も寒くなった生徒さんから「寂しい」「気分が落ち込んでいる」と相談を受けるのです。シドニーでは冬にも楽しいイベントも満載!シドニーの冬を満喫する為にも、寒さは我慢せず暖まってくださいね!

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する