ワーホリ成功の鍵は出発前の準備にあり 第1弾:目標設定

シドニーはすっかり冬模様で、朝ベッドから出るのが辛い季節です。
真夏に始まった僕のワーホリ生活も残りが約3ヶ月になりました。

最初は不安だらけだったシドニーでの生活も、今ではすっかり慣れ、大抵の場所はGoogle Mapなしで行けるようになりました。

そこで、今日までワーホリ生活約9ヶ月をシドニーで過ごし、現在進行形でシドニーにいる僕だからこそ伝えられる『ワーキングホリデーを充実させるために、日本出発前にしておくべき3つのこと』をみなさんにシェアしたいと思います。

第1弾:目標設定の大切さ

そもそもワーキングホリデービザは、とても自由度の高いビザとして知られています。
国により制度は異なりますが、基本的に18歳から30歳の方が、1年間もしくは2年間その国への滞在が許可されているビザです。また、その滞在期間中は、観光 就学就労をすることが出来ます。

そのため、ワーホリをうまく利用できれば、経験・友達・思い出など多くのものを得ることが出来るでしょう。しかし、自由度が高い故に、なんとなくワーホリを終えてしまう、いわゆる ”失敗ワーホリ”になってしまう人も少なくありません。

ではなぜ憧れのワーホリが失敗になってしまうのでしょう。

その理由の1つに目標が定まっていないということがあるのではないでしょうか。

なぜワーキングホリデーに行くのか。
なぜ他のビザではなく、ワーホリビザで海外に行くのか。

ワーホリに行くきっかけは10人いれば10通りあるでしょう。

英語を話せるようになりたい
いろいろな国の友達をつくりたい
海外で生活・仕事をしたい
ホリデーを満喫したい
お金を稼ぎたい  など

そしてその目標を達成するために、具体的にどのような行動をすべきか逆算して計画をたてることが大切です。

僕の場合、ワーホリに行くことを決めたきっかけは、2つの目標があったからです。

1つは、将来スポーツのエージェントとして働くために、武器を手に入れることです。そして、2つ目が自分の中の常識を、 日本地図→世界地図に変えることです。

その2つの目標を達成するためにワーホリでは3つのことを目的に掲げました。

1,英語を話せるようになる

大学時代、日本でこのままずっと仕事をする想像ができず、海外に興味をもつようになりました。
その時に、英語が話せれば、別に日本である必要がなくなり、可能性が大きく広がるのではないかと思い、留学することを決意しました。

僕は別に日本が嫌なわけではなく"日本じゃなくても大丈夫"という選択肢を増やしたかったのです。自分の選択の範囲を、日本地図→世界地図にしたかったのです。

人それぞれ目指す英語のレベルは違います。テストの点数が欲しい海外旅行で困らない程度に話せるようになりたいビジネスで英語を使いたい、その目指すゴールによって勉強の仕方やアプローチの仕方は変わってきます。どれだけ具体的に自分の理想の姿をイメージできるかが、英語学習を楽しみながら継続する大きなキーポイントになります。

2,仕事(実践)の経験

僕は大学卒業後に海外に来たので、同級生は今バリバリ社会人として働いています。
そんな中、自分はある意味 現実逃避をして海外にやってきました。
ただその分リスクがあることは重々承知でした。
そのため、自分の経験になる仕事を必ず掴み取るという決意のもとシドニーに来ました。

僕は現在幸運なことに、自分がやりたいと思っていたエージェントでの仕事をさせてもらうことが出来ています。しかし、これも自分の中に目標があったため、その目標に向かって何をするべきか、ちゃんと1つずつ行動ができた結果だと思います。目標があることで、自分がどのような行動をすべきか自然に見えてくるでしょう。ワーホリの途中で道に迷わないように、自分の中のゴールを掲げておくことが大切です。

3,積極性を身につける

これは僕の内面の問題です。
日本にいるとき、僕は自分のコンフォートゾーンから出ることを嫌がり、新しい出会いや刺激の少ない生活をしていました。

そんな生活に学生が終わる時にようやく危機感を感じ、自分で行動しないと何も始まらない一人ぼっちの環境に飛び込むことを決めました。

意思が強いひとは、日本でもどんどん新しいことに挑戦することが出来るでしょう。
しかし、僕は海外に飛び出すという方法でしか、その行動を起こす勇気がありませんでした。

しかし、いま海外に飛び出すという選択をして本当に良かったと思います。
自分で考え、行動を起こす習慣が付きましたし、自分に少し自信を持つことが出来ました。
目標とそれを達成するという覚悟さえあれば、自分の選択を後悔することもないですし、自分の選択を正解にするための努力を最大限に楽しみながらすることが出来ます。



ワーホリを充実したものにするためには、なぜワーホリに行くのか、どのような経験をしたいのか、 帰国時の理想の姿を思い描くことが大事になります。

自分の目標・理想によって、行くべき国や地域も変わりますし、現地で自分がやるべきことを見失わないための重要な指針になります。

特に学生をすでに卒業した後のワーホリは、日本帰国後の就職を考えると、マイナスになる危険性も十分にあります。

ただ海外で生活するのではなく、自分にとって何か新しい経験や、武器を手に入れるための行動をできるかどうかが、失敗ワーホリにならないための分岐点になるのではないでしょうか。

そのためには、出発前に自分自身としっかり向き合い、ワーホリをゴールではなく目標のための通過点として、計画を立てていくことが、充実した留学生活を送るための重要なポイントの1つです。

ワーホリを成功させるか、失敗に終わってしまうかは自分次第です。
海外に出てから勝負ではなく、日本にいる前からどれだけの準備ができるかが、運命の分かれ道ではないでしょうか。

大滝 築 / Kizuku Otaki

子供の頃からサッカーをしていたため、大学ではスポーツビジネスを専攻。卒業後はスポーツ市場の中心である海外で勝負したいという思い、そして、言葉の壁を壊したいという決意のもと留学をしました。
現在はワーキングホリデーでシドニーに滞在しています。その壁は想像以上に高いですが、英語を話す自分を想像して日々奮闘中。このカウンセラーに質問する