若者が集まるニューカッスル

シドニーから電車で2時間ほど北に行ったところにニューカッスルという街があります。この街はシドニーに続くニューサウスウエールズ州2番目の大都市、かつシドニーに続いてオーストラリアにヨーロッパ人が入植した街ということで古い町並みが続いています。

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かつては石炭の積出港として栄えたこの街ですが、だんだんと廃れてきて、一時期はあまり人気のない過去の街というイメージだったそうです。しかし、さびれた商店街に安い賃料に魅かれて、若者やアーティストが集まってきて、自分たちの世界を表現し始めて、今では都市をあげて新しいブランドイメージを創ろうとしています。

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私が訪れたカフェも、たぶん20歳くらいの若者が一人で運営していましたが、ひっきりなしにお客様が注文していました。その横には女性が好きそうな雑貨や服が売っているお店があったりしていい雰囲気でした。
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この街にもニューカッスル大学(University of Newcastle)や専門学校であるTAFEもあります。ほとんど日本人のいない、こんな街で勉強し、街のブランド再生などを体験していくのも、日本の様々な地方都市が抱える問題解決に将来役立つかもしれませんね。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中