メルボルンでビーガン料理を食す!

みなさん、ビーガン (Vegan)料理ってご存じですか?
日本ではまだまだ『菜食主義者』の人は少ないですが、オーストラリアでは実はこのような思想を持っている人は案外多いのです。
ビーガン=ベジタリアンと思われがちですが、ベジタリアンにはいろいろ種類があります。
例えばラクト・オボ・ベジタリアンは肉・魚貝・甲殻類は食べないが卵・乳製品・蜂蜜は食べる人たち。
ダイエタリー・ビーガン (Dietary Vegan)は、ビーガン同様、植物性食品のみの食事をするが、食用以外の動物の利用を必ずしも避けようとしない人たち。
フルータリアン (Fruitarian) は、ビーガン (Vegan) との違いは植物を殺さない(絶やさない)食品のみを食べる人たち、、等色々あるのです。

ではビーガンとは?

ビーガン動物の肉(鳥肉・魚肉・その他の魚介類)のみならず卵・乳製品も食べず、また動物製品(皮製品・シルク・ウール・羊毛油・ゼラチンなど)を身につけない思想をもっている人たちの事を指します。
ビーガンの方たちの話を聞いてみると、意外に家は農場をだったりと、動物に関わっていた経験のある人が多いですね。みなさん、動物を想うが故にこのような考えを持っている人が多い気がします。

メルボルンでのベジタリアン・ビーガン事情

実はメルボルンは多国籍な故に、レストランに行っても、『私はビーガンだから、XXは入れないでね』という注文ができたり、メニューにベジタリアン向け等と記載がしてある場合がよくあります。
なので、食事制限がある人達にとっても比較的生活&外食しやすい環境となっています。

調べてみると、他の都市に比べてカフェやレストランの選択肢は多いですね!
ビーガン・ベジタリアンのレストランとカフェ

ではいざカフェへ

上記のリストの中から『Smith & Daughters』に行ってきました。こちらはメキシカン・ビーガン・レストランです!
場所は、若者が多いおしゃれな街、Fitzroyのブランズウィック通りに位置します。


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メニューですが、魚や肉類の名前も普通にメニューに出てきますが、これはあくまで”似せた味”であって、実際は魚や肉は使用していません。

例えばこれはブリトー。豆腐や黒豆、ケールなどが入ってます。メニューにチョリソーも入っていると書かれていますがこちらは偽チョリソ−です。
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こちらはトーティーヤとメキシカンハッシュ。奥に写っているのがツナのコロッケ。もちろんツナも偽ツナですが、ほんもののような味がしましたよ♫
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コーヒーも頼みましたが、乳製品は選べないので、アーモンドミルクで作ってもらいました!
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ビーガンレストランはいくつか行ったことがあるのですが、ここはほんとに味も雰囲気も最高でした!
まずビーガン料理を試してみたい方は是非是非行ってみてください!かなりのお勧めです。

デリで買い物も出来ます

レストランから歩いて1分のところに、同じ系列のビーガン・デリもあります。すごい人だったので何も買えなかったのですが、持ち帰りのパン系や、食材も購入可能ですよ♫
Smith & Deli


いろいろな食文化がまじりあうメルボルン。ビーガン料理、お腹いっぱいでも変にお腹にたまらず、食べた後でも体がいつもより楽な気がしましたよ!!

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する