大学院の授業〜大切なのは自主的に学ぶ姿勢!

こんにちは。
ゴールドコースト支店の田中です。
今回は学生生活の第一歩、授業についてのお話です!

大学院入学に必要なIELTSスコアぎりぎりでやってきて、アカデミックスキルのコース(リサーチの仕方、論文の書き方、プレゼンテーションの仕方など)などは一切受けずに授業をスタートした私。
私の専攻はスポーツ・マネジメントというビジネス系の科目ですが、英語での専門知識の授業…かなりドキドキでした。
私の場合、教授の言っていることが全くわからない!ということはなかったのですが、やはり日本の大学とは授業のスタイルや勉強の仕方が違うので、基本的なアカデミックスキルのコースを受けてから臨んだ方が、絶対的に苦労が少なかったと思います。
ちなみに授業で使うコンテンツは大体事前にWebに投稿されるので、予習してから授業を受けることをオススメします!
慣れるまで少し大変なのは、日本の大学と比べて授業への積極的な参加が求められること。ただ講義を聞いているだけではなく、大勢の前で発言するという機会が多くあります。正しく質問が理解できているか心配だったり、英語に自信がなかったり、初めは私もなかなか口を開くことができませんでした。それでも思い切って何か答えたとして、正解、不正解でジャッジされることはありません。もし教授の質問の意図と少し違ったことを言ったとしても、学生の考えを尊重しつつ軌道修正してくれます。

クラスメイトと意見交換をする場面も多いですが、文化や背景の違いから新しい視点を発見できたりして面白いです。
また、プレゼンテーションの課題も多いので、授業の中で”Public Speaking” に慣れておくと、課題の本番で緊張して頭が真っ白!という事態を防げるかもしれません。授業でわからないことがあったら、復習して疑問を解決しておくと後々の試験準備で慌てることも少なくなると思います!
オーストラリアの大学院は、課題の量、求められるレベル共に決して甘くありません。用語や定義を丸暗記しても意味がなく、それらの基本知識を実際のビジネスの場面でどう使うのか、「アウトプット」の能力が求められます。「覚えること」よりも「理解すること」が大切なので、日々積極的に学ぶ姿勢が必要なのだと感じています。

田中 和佳子 / Wakako Tanaka

Griffith UniversityのMasterコースにてSportManagementを専攻しています。ビジネスの観点から、競技振興や選手のサポートに関わるべく日々勉強中です。社会人経験を経てからの留学は覚悟のいるものでしたが、新しいことにチャレンジして失敗しても、やらないで後悔するよりは絶対良い!と信じて飛び込みました。迷った時はいつも、女子サッカー元日本代表、澤穂希選手の言葉『どの道を選ぶかではなく、選んだ道で自分がどれだけやれるか』を思い出すようにしています。

※ゴールドコーストオフィススタッフとして2017年7月から2018年1月まで勤務(テキストはその当時の内容となっています)