老若男女が使う”Lovely”

オーストラリアで生活していると、日本にいた時に認識していたものとは異なる意味で使われるワードによく気がつきます。

その中でも今回ご紹介するのは"Lovely"と"Beautiful"。
どちらも形容詞で"かわいい"とか"美しい"とか、女性が使うもしくは女性に対して使われるような、なんとなくピンク色のイメージありませんか?
私がオーストラリアに来てすぐの時はどちらかと言うと滅多に使わない言葉たちでした。

ですが、実際オーストラリアで生活していると、これらをよ〜〜〜く耳にします。本当によ〜〜〜く、です。しかも、老若男女、強面のおじさまも使うので最初はちょっぴり違和感がありました(笑)

では早速どのように使われているのかご紹介しますね。


かわいいや美しいだけじゃない"Lovely"と"Beautiful"の使い方


"Lovely"や'Beautiful"ってとっても楽チン・便利なワードなんです。なぜかと言うと"Great"や"Nice"、"Yummy"、"Thanks"など色んなワードの変わりに使えるから! どちらも使い方は似ています。ただ、日本人のイメージ通り"Beautiful"の方が"Lovely"より少しカジュアルさには欠ける気がします。また、容姿に対してこれらを使うのではなく、内面を表す方が自然です。容姿を表すなら"pretty"や"Good-looking"が使われています。

It was lovely to see you. → It was nice to see you.と同義。

What a beautiful day! → とても良い天気だね!

Have a lovely day. → Have a nice day.と同義。
 ※余談ですがオーストラリアでは"Have a good one."もよく使われます。

・ただ単にLovely!またはBeautiful!
 →レストランでウェイトレスが食事を運んできてくれた時に使うと → 素敵!美味しそう!の意味。

 →食べている時に使うと → 美味しい!の意味。

 →なにか返答や対応をしてもらった時に使うと → ありがとう!の意味。

She is lovely. → 彼女は素敵だ。

She is such a beautiful person. → 彼女はとても素敵(魅力的)な人だ。

That sounds lovely! → いいね!

That would be lovely. → 例えばコーヒーはいかがですか?と聞かれた時に使うと → そうしてもらえると嬉しい のような意味。いつもなら"Yes, please."と答えるところを"that would be lovely"に言い換えられるとオージーっぽいですね。


いかがでしょうか? とっても便利じゃないですか?
"Great"や"Nice"でも勿論伝わりますが、イギリス英語を使う国にいるのだからと思って私は"Lovely"をよく使うようにしています。なんと言っても響きが可愛いです。なんとなく"Have a nice day!"と言われるより"Have a lovely day!"と言われる方が嬉しくなってしまいます。

こうした小さな発見を見つけると、英語を使うことが楽しくなると思うで、皆さんも何かを発見しては実際に使ってどんどん新しい言い回しを身につけていってください♩

広川 はつの / Hatsuno Hirokawa

学生時代に勇気が出ずに留学できず後悔をしながらも就職。ファッションへの興味と色んな方とお話しするのが好きなことからアパレル会社で接客業を行い、事務職を経験した後、兄の影響で学生のときにできなかった留学とワーキングホリデーを決意。

旅行で訪れたことがあったアートの街メルボルンで4ヶ月過ごした後にパースへ移動し、ゆったりとした時間が流れる自然いっぱいのパースに魅了されて只今セカンドワーキングホリデービザで滞在中です。

私も留学経験がありますので、皆さんと同じ目線に立ってパースの情報をお伝えしていきます。

※パースオフィスアシスタントとして2019年6月から12月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する