空港で誓った想いを思い出して

ゴールドコースト支店に入国された当社のお客様にオリエンテーションを行っているのですが、その際にFace Bookのお友達になっていただいています。

その方のページをみると、最近の写真やコメントでは、日本の空港にご家族や友達がお見送りにきてくれて、たくさんの”頑張ってね”といったコメントがみられます。新しくFBで友達になった方のページをみるたびに、皆さん、一人一人がたくさんの”頑張ってね”で応援され励まされているのがよくわかります。

最近、私のお客様の中で自分の夢が叶った、夢への第一歩を踏み出した方が二人います。

一人目はオーストラリアで英語力をしっかりとつけて航空会社に就職したいと思っていたNちゃん。
1年間、語学学校で英語力を高め、以前からの夢だった航空会社で内定が決まったとの連絡をいただきました。

またもう一人は、オーストラリアの大学でカイロプラクティックを学びたいと数年前にご来社されたS君。S君は当初、リスニング、スピーキング力は高かったのですが、大学入学において重要なライティング、リーディング力が弱く、時間をかけてもなかなかIELTSのスコアが出ず、さすがに「別の道を考えたほうがいい。」と他の方向へいった方が良いのではないかと提案したりもしました。しかしS君は、もう少しだけ頑張りたいと粘りに粘って、結果的には今年の2月からオステオパシーのコースのある大学に無事入学され、大学生活が思った以上に順調でこれからも頑張りますと言っています。正に夢への第一歩を自分の力で掴んでいったのです。


ワーホリで渡航中のお客様とお話していると、特に今は目標も夢もないし、やりたいことや帰国後どんな就職先を選んだらいいか全然わからない、失敗をしたくないと言っています。
また、ワーホリで渡航し、学校が終わってからこれからどうしよう、日本に帰りたくないからファームにでも行こうかなという方もたくさんいます。

ほとんどの方が前述のお二人のような、確固たる夢があって叶えていくというよりは、後者のような、やりたいことや目標が定まらない方の方が多いのではないかなという印象を受けます。

それだったら、せっかくオーストラリアにいるのですから、ボランティア活動をしてみる、サッカーが得意だったらサッカーチームに参加する、空手を極める、サーフィンをやってみる、オージーの料理教室に通ってみるとか、シェアハウスも日本人ではなく、オージーと暮らしてみる、学校で学んだ英語を復習しつつTOEIC800を目標にするとか、オーストラリアでしか出来ないこと、今、目の前にあって出来そうな事からチャレンジしていただきたいなと思います。

オーストラリアに来て日常生活に慣れてくると、英語をがんばる!と思った気持ちを忘れがちになります。
でも、オーストラリアに住んでいるだけでは絶対に英語は伸びません。

渡航中に迷ったり、悩んだりした時は、時々過去のFBなどのページを見ながら、空港で誓った想い、家族や友達の想いをもう1度思い出してほしいなと思います。

Airport
by xurde