①経験とスキル
前回でも書いたように、オーストラリアの就職システムは日本と違って、新卒でもスキルや経験がないと雇ってもらうのが難しいです。なので、インターンとして自分の興味のある産業やビジネスジャンルの知識や経験を積む事はとても大切です。
私がオーストラリア留学センターでインターンをはじめた時は、ビジネス英語に自信はなく、英語での電話対応はいつも緊張をしていたのを覚えています。お仕事内容は日本語、英語両方での電話対応、メール送信、事務書類等の仕事を経験させてもらい、その他としてブログ、学校紹介の記事やビデオ作成などデジタルマーケティングに関わるお仕事も携わらせていただきました。
②ネットワークとコネクション
オーストラリアの社会はコネクションがとても重要な役割をする事が多いです。コネクションといっても、この場合は知り合いを増やすといった意味合いです。私の学校でも学生のためにNetworking Eventといったものが開催されるぐらい、各業界の人に自分の存在を知ってもらうことが凄く大切です。例えばもし、ある会社が求人をしており、その担当者が自分のことを覚えていたら、面接の連絡をしてきてくれるかもしれないし、自分が仕事を探しているときもしくはビジネスのアイディアの相談などなど、いろいろな人と繋がっていることで様々なチャンスが広がります。
③オーストラリアの社会を知るチャンス
留学生の立場上、まずオーストラリアの社会のシステムやどのような会社があるのかということに対して元々の知識が少ないので、実際のオーストラリアにある会社で働いてみて、そういった情報を知る事が重要だと思います。またインターンシップを通じて、様々なオーストラリアの社会で働く人と出会います。その出会いから多国籍の人の違った働き方やビジネスの仕方など、多国籍文化オーストラリアだからこそ学べる、リアルなグローバル社会で働くということを経験する事ができました。
例えば多くのオージーの人は金曜日の夕方は早めに帰っていたり、クリスマス・お正月のあたりは長期ホリデーを取っているので、なかなか連絡が取りづらいなどなど。。。どの文化が良い悪いではなく、そういった違った文化を持った人たちとどうやって上手く働いていくかというポイントが凄く勉強になりました。
④上記をふまえた上で長期的プラン力が伸びる
私の場合だと、オーストラリア留学センターでインターンをはじめた頃は１００％英語のビジネス環境で働く知識・スキル・勇気がありませんでした。今でも知識・スキルは全然足りていませんが、この１年で経験させて頂いたことが、今後どうやって自分のキャリアや、やりたい事を進めていったら良いかが凄くはっきりしたと思います。
私の大学院はあと１セメスターで卒業ですが、最後のセメスターは学校の授業の代わりにフルタイムのインターンシップを行います。オーストラリア留学センターでの経験がなければ、新しいインターンシップ先を見つけるのはもっと大変だっただろうし、このタイミングでインターンシップをやろうって思うだけの自信がなかったとおもいます。
受け入れてもらうインターンシップ先の会社は、オーストラリアのウェブデザインの会社で、私はマーケティングの仕事をする予定です。私にとっては大きなチャレンジで苦労するのは目に見えていますが、一方で将来のチャンスでもあります。大学院卒業後はGraduate Visaで18ヶ月オーストラリアに滞在して就労できるので、卒業後のキャリアの為にも更なる経験や知識を積んでいきたいなと思っています。
最後に、、、
私事ですが、上記したように新しいインターンシップをはじめるので、今日でオーストラリア留学センターパース支店のみなさんのお手伝いをするのは最後となりました。
今まで大学院とアルバイトとインターンシップという３つを平行して行ってきましたが、本当に充実した学びでいっぱいの１年でした。パースという素晴らしい都市で本当に良い人に恵まれて勉強し働くことができたことを本当にうれしく思っています。そして本当にパースの町っていいなと思うことが日々たくさんあります。
バスの中やお店で列に並んでいる時の知らない人との会話は日常茶飯事で本当にみんなフレンドリーで優しいです！今日もちょうどコーヒーを買った後に不注意で床に落としてしまいました。普通ならひどく扱われてもいいところ、店員さんは凄くフレンドリーに”大丈夫、大丈夫！”って何回も笑顔で私に声をかけてくれて、その上新しいコーヒーをくれました。掃除を手伝っている間も、他のお客さんが嫌な顔せず”あなたの気持ちわかるわー”と言って方をぽんっとたたいていってくれたりなどなど。。。こういった些細な出来事がパースって本当に良い人が多い町だなって思います！なので、個人的にもほんとうに、もっと多くの学生さんがパースに留学に来て、充実した留学生活を送って貰えたら良いなと思います！
みなさん、最後まで私のブログを読んでいただいて、ありがとうございました！！！
