各国の本格料理を楽しむ〜インド料理@シドニーHarris Park〜

こんにちは!シドニー支店アシスタントのManaです。
シドニーは徐々に暖かくなってきて、日中は随分と外出しやすくなってきました。私の趣味の一つ、美味しいものを探すための外出が捗ります。

先月、日本に一時帰国した時に多くの友人から、

「オーストラリアは食べ物が美味しくないって聞くけど大丈夫?」
「Fish & Chipsかマクドナルドしか無いんでしょ?」

と、心配されてしまいました。

自分が日本人である以上、日本食に勝るものを見つけるのは難しいかもしれないけれど、オーストラリアにも美味しいものはあります!

味の好みは人それぞれあると思いますが、オーストラリアは月や火星ではないので、美味しいレストランや日本人好みの料理だって探せばたくさんあります。
そして、オーストラリアは多民族国家なので、各国の本格料理を気軽に楽しむことができるのもオーストラリア滞在中の魅力の一つです。

そしてここシドニーでは、エリアごとに同じバックグラウンドの人々が集まって住んでいることが多く、そのエリアに行くことで、シドニーにいながらその国の文化や料理を楽しむことができます。

以下にシドニーの大まかなエリアとそのエリアに多い国籍を紹介します。

例えば、シティ以外で日本食を探すのであれば、North Sydneyエリア周辺のChatswood(チャッツウッド)やNeutral Bay(ニュートラルベイ)などがあります。

私のお店の探し方は、
①食べたい料理の国籍のエリアを探す。
②そのエリアを歩いてみて、実際に混んでいるお店を探す。
です。

今回はインド料理を食べに、上記地図のNorth-East ParramattaのあたりのHarris Park(ハリスパーク)というサバーブへ行きました。シドニーのTown Hallから電車で約45分。やや遠いですが、本格的なインド料理のためなら…と思い、行ってみます。

お店が立ち並ぶ駅前のメイン通りWigramストリートを1往復し、他の店に比べてやや混んでいるお店を発見。

店内に入ってみると、お客さんも店員さんもおそらく皆さんインド系。そして店内にはインパクト抜群のガネーシャの像!!

アジア人は私一人で、ウェスタン系の客もおらず、私とヨーロピアンの友達は店内で若干浮いていましたが、気にせずメニューを読むことに集中。

次々にテーブルへ運ばれていく料理を横目に、空腹はピーク達し、お客さんもどんどんやって来て、気づけば店内は満席になっていました。

迷った挙句、店員さんへオススメを聞き、
・ドーサ(dosa:ふやかした豆と米をペースト状にして発酵させた生地をカリッと薄く焼いたもの。ココナッツ、トマトや豆などをベースにして作られた3種類のディップ付き。ドーサの中にはタンドリーペーストでマリネされた野菜が包まれていて見た目より食べ応え抜群。)
・ロティー(roti:無発酵の全粒粉の生地を薄焼きにしたパン)
・ヤギ肉のカレーとサフランライス
を注文!

店員さんは「Can you handle spicy food?(辛いもの大丈夫?)」とオーダーの際に確認してくれて、カレーの辛さを甘口に調節してもらうことにしました。それでも汗をかく程スパイシーでした!

2人ではとても食べきれない量だったので、食べきれなかった分はお持ち帰りし、お会計は39.95ドル!1人20ドル以内で、尚且つお持ち帰り分は翌日のランチ約1.5人分となり、大満足でした。

ちなみに、シドニーの多くのレストランでは「Can I get a container for take away?(持ち帰り用のタッパーをいただけますか?)」と言うと、大抵無料でもらえます。
食べきれなかったものを捨てるのは勿体無いですし、次の日のランチとして料理を2度楽しむのも良いですよね!

安くても美味しい店はたくさんあるし、高くても必ずしも美味しいとは限らないので、お店選びはやはりローカルの人たちで賑わうお店を探すのが一番です。
知らない料理について店員さんに聞いて教えてもらったり、今まで食べたことのない料理に挑戦することで、新たな発見があるかもしれません。

そして、中東系やアジア系(特に東南アジア諸国)の料理を試す時は辛さの調節が出来るかどうか確認することをオススメします。
「Is this dish spicy?(これはスパイシー?)」と聞いても大概「No.」や「Not at all!(全然!)」と言われるのですが、辛くなかったことは無いくらい、どれも辛いことが多いです。世界中には色々な舌を持つ人がいるものです。

 

留学中、ついつい食費を削ってしまいがちですが、勉強のモチベーションを上げるためにも、美味しくて安いものを見つけながら健康的な留学生活を楽しんでみてくださいね!

藤田 茉奈 / Mana Fujita

たくさんの人たちに支えられ、シドニー在住3年目となりました。好きなことは食べること、料理をすること。休日はお手頃な他国籍のレストランを散策し、料理のアイデア探しをしています。

※シドニーオフィスアシスタントとして2020年9月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する