ついに開通!シドニーシティのライトレール

2015年9月からスタートしたシドニーシティのライトレール工事が、ようやく終わりました!

様々な問題を乗り越えて、2019年12月14日(土)に、まずはサーキュラーキーからイースタンサバーブのランドウィックまで(Randwick Line-L2)が開通です。

https://transportnsw.info/travel-info/ways-to-get-around/light-rail

シティ内では、Haymarket駅〜Cirqular Quay駅までシドニの中心部George Streetを走っています。



どのくらい便利なものか、学校見学の帰りオフィスまでライトレールに乗ってみました!

まず、ライトレールに乗る時は、ホームにあるOPAL CARDにタッチしてから乗車します。これを忘れると無賃乗車になるので、注意してくださいね。

運賃はHaymarket駅〜Cirqular Quay駅の間は一律2.24ドルです。(※2020年1月10日現在の情報です。)

シティ内のライトレールは、現在平日朝7時〜午後7時までは4〜8分間隔で運行、セントラルからランドウイックまでは8〜12分間隔で運行しています。が、6ヶ月ほど様子をみて、良いパターンでタイムテーブルができるそうなので、落ち着くまでに少し時間がかかりそうです。

ライトレールが来たら、扉にあるボタン(グリーンに光ります)を押して扉を開けます。

座先は48席、立ちのり乗車をふくめると185人まで乗れるようです。

移動中は車窓からビクトリア女王の像も見えちゃいます。

降りたい駅についたら、車内のボタン(グリーンに光ります)を押して降車してください。

降りたあとは再度OPAL CARDにタッチするのを忘れないでくださいね!

Haymarket駅からCirqular Quay駅まではライトレールで18分ということで、時間的には15分で到着する電車の方が若干早いのですが、電車は地下の駅のホームまで出入りに時間がかることや、費用が気持ち高いことから、シティ内の移動ではライトレールも有力な交通機関になりそうです。
また、降りたらすぐに歩道にアクセスできる手軽さはバスと同様ですが、バスほどルートが複雑ではない点、初心者でも利用がしやすく便利です。

因みに、ライトレールとトラムとの違いはご存知ですか?アシスタント茉奈のリサーチによると、

トラムは、
・車両が小さい(Smaller vehicles)
・路面を他の交通手段と共有する(Operating along mixed-use corridors)
・区間が狭い(Stops closer together)

そしてライトレールは、
・車両が長くてキャパシティが多い(Vehicles are larger and more capacity)
・路面はライトレール専用(Operating in its own corridors)
・区間が離れている(Stops are further apart)

ということで、一度に多くの人数を運ぶことができ、車やバスなどとレールを共有しないので定刻通りの運行が可能だそうです。(シドニーは一部交わってますが。。。)

更に、ライトレールの乗車口は路面との段差が少なく、お年寄りの人や、ベビーカーが必要な子ども連れの人など、様々な人が乗り降りしやすい乗り物ということでした。

まだまだスタートしたばかりですが、少しずつシドニーに馴染んでいくのが楽しみです。

【ライトレールでのオフィスへの行き方】
これからは、ライトレールでオフィスに来られる方がいるかと思いますので、ご案内をしておきます。

最寄り駅:Wynyard駅

弊社にライトレールでお越しいただく時は、Cirqular Quay行きの場合は「最後尾」、Cirqular Quayから乗る場合は「先頭」に乗っていただき、降りたらタウンホール側に向かって進んでください。

左前にはGPO(郵便局)の時計が、右前にはBurberryの旗が見えます。

Burberryのビルの角まで来ると、小さな子どもの像が右手に有りますので、右の歩行者天国を進んでください。

次の信号が弊社のある65 York Streetです。駅から徒歩3分くらいです!

シドニーで皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますね!

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する