公園から学ベる観光学?!

Kangaroo point parksというブリスベンでも大きな川の見える綺麗な公園に久しぶりに行ってきました!
なんと気付いたら2時間近く公園を歩き回っていました、、、

しかし今回は、ただお散歩しに行ったわけではなく

持続可能な観光開発を学ぶ
”Sustainable Tourism"という授業のレポートを書くのために行ってきました。

観光の授業でレポートを書くのになんで公園にいくの?という感じですが

公園には、意外と観光を環境に優しくかつ地域のコミュニティのくらしをどう豊かにするかのヒントがたくさんちりばめられています。


この”Sustainable Tourism"の授業は観光開発をする上でどうしても出てしまう
環境問題をなるべく押さえながら、地元の地域の発展と経済的利益をいかに最大限に引き出すかを学びます。

今回出た課題の”Impact Report”では、実際に公園、動物園などその他諸々の観光施設に実際に行って施設内にあるどの設備を改善すれば、環境に優しいサステイナブルな(持続可能的な)観光開発ができるかを生徒自身でみつけてレポートにまとめなくてはいけません。

(”Sustaiable”というワードは観光を勉強していると飽きるくらいに本当によく出てきます!!!)

私見つけたKangaroo point park で改善できそうな設備は例えばこちら

このゴミ箱たち!

この写真のゴミ箱は「燃えるゴミ」か「リサイクル」の表示は全くなく、ゴミもコーヒーカップとプラスチックのフタが分別されずに捨てられてますよね。そして、もう一つの写真もゴミ箱のサイズが小さくてゴミがあふれてます。見た目もよくない...。カラスとかがきてゴミを荒らすことも十分に考えられます。


ここで考えられる改善策は公園に来る人たちにわかりやすいように
「燃えるゴミ(Rubbish)」「リサイクル」の区別を色分けしてはっきりさせること。
ちなみに、このゴミ箱はまだKangaroo point park のほんの一部にしか置いてありませんでした。ほとんどのゴミ箱はまだ汚いままでした。早くこのようなゴミ箱に統一する必要がありそうです。


しかし、赤と黄色に「燃えるゴミ(Rubbish)」と「リサイクル」するだけではSustainable Tourismからするとまだ足りません!まだ改善点が隠れています...。

それは、どの種類のゴミが「燃えるゴミ」なのか「リサイクル」なのかの表示もすること!
このようにはっきり表示されていれば、人々も目で見ただけで無意識にどうゴミを分別すればいいか分かりますよね!
(クイーンズランド大学(UQ)でのゴミ箱は全てこんな感じになっています↓↓)



観光学の授業では、自分が目で見たものや実際に体験したことをもとにレポート書いたり、エッセイを書く機会が本当に多いです。

実際に自分がした体験と授業の内容がうまく結びつけられずうまく課題が進められないこともあり大変ですが(泣)

社会に出た時、習った知識をいかにアウトプットして分かり安く人に説明する練習には、観光学の授業の課題は本当にためになると思います!

石田 愛夏 / Manatsu Ishida

進路に悩んでいたとき「もう海外にでも行ってみようかな」という何気ない一言をきっかけに周りの人が国内大学に進学するなかオーストラリアへの大学進学を決意。海外経験一切なし、帰国子女でも国際科の高校にも通っていなかったが2年間、語学学校とファウンデーションコースに通い海外の大学で生き抜くためのスキルを身に付け、ブリスベンにあるクイーンズランド大学で観光学とイベントマネジメントを学ぶ。

※ブリスベンオフィスアシスタントとして2020年2月から2021年6月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する