留学中に怪我をしてしまったら

オーストラリア人はスポーツをこよなく愛する人たちが多いと思います。皆さんも日本にいるときよりもスポーツをする機会が増えるかもしれません。

私も、先日友達とバドミントンをしているときに、いきなり足首に「バーン」とボールが当たったような衝撃が走り、その後立てなくなってしまいました。。。

何が起こったのか分からないまま、急遽私が取った行動を下記にまとめてみます。留学中に怪我をしてしまった時の参考として、少しでも役だったら幸いです。


応急処置
体育館のスタッフを呼び、患部を氷で冷やしました。



海外留学生保険会社へ電話
保険証券番号や状況を伝え、緊急に対応可能な病院を探してもらいます。



一旦帰宅
私は保険証券のデータとパスポートのコピーしか持っていなかったのですが、キャッシュレスで医療を受けるには、どちらも原本が必要とのことで取りに戻りました。



緊急外来へ
保険会社に指定された緊急外来へ。
まずは受付で状況を説明した後、数名のナースさんと会い複数のカルテを記入しました。
キャッシュレスで医療が受けられる保険に加入していたのですが、病院側が理解していないこともあるのでキャッシュレスになるかということも再確認しましょう。

待ち時間に、どうにか自力でドクターに説明するための単語を調べておくことも重要です。ちなみに今回私が事前に調べていた単語はこちら
アキレス腱;Achilles
切断;Cut off, torn
全身麻酔;General anesthesia
局部麻酔;Local anesthesia
腰椎麻酔; Lumbar anesthesia
超音波;Ultra sound



レントゲン撮影と触診があり、「アキレス腱断裂」ということが判明。今回はギプスをして帰宅したのですが、今後超音波検査をして経過をみていくこととなりました。


今回の怪我を踏まえて思ったこと
・日本から海外留学生保険に加入しておいて良かったです。
学生ビザの生徒さんはOSHCと呼ばれる学生ビザ強制保険への加入が義務付けられていますが、現地の保険会社になるので問い合わせや請求は全て英語で行わなければなりません。
私はOSHCと重複して、日本から海外留学生保険に加入していたため、精神的に不安な時にも日本語で対応していただき安心できました。また超音波検査ができる病院がどこかわからないときにも調べていただいたり、時間が合えば医療通訳を手配してくれるというサービスもあり大変助かりました。

・保険会社の連絡先は常にわかるようにしておきましょう。
恥ずかしながら、いざ!というときにどこに電話をかけたら良いかすぐに分かりませんでした。留学生保険、OSHC共に連絡先は事前に携帯に登録しておきましょう。

・今後保険証券とパスポートとの原本を常に持ち歩こうと思います。
これで病院にかかるまでの時間が2時間程度短縮されたはず。


いつどこで何が起こるか分かりません。いざ!というときにスムーズに対応できるよう、怪我をしたらどう対応するか、どこに連絡をするのか、保険でどのような内容がカバーされるのか等事前に調べておきましょう。

そして皆さん、スポーツの前は入念なウォーミングアップを忘れずに!!


中村 文美 / ayamin

受験勉強の反動で不毛な大学1年生を送ってしまった私は、何か自分を変えたいと思い大学2年初の海外で短期カナダ留学へ。そこで世界の広さを知った私は4年でオーストラリアでワーホリ、帰国後は日本の大手留学会社にてカウンセラーとして勤務。4年後にはヨーロッパで就労後、帰国後カウンセラーとして復帰。今は大好きなオーストラリアで日々勉強中です!このカウンセラーに質問する