コツコツ作業と少しの我慢

今日は、この1週間で感じたことを共有したいなと思います。

何かを身につけたい時、習得したい時、変えたい時、突如ミラクルは起こらないということ。コツコツ積み重ねて、時間が経った時、「あ、少し変わってきた・・・!」と実感出来るのだと思います。

このコツコツ作業は、やっている最中には全く成果や変化が見えないため、途中で辞めたくなることもあると思います。

だって、毎日コツコツやること、ルーティーンを決めて同じことを行うことって、意外と大変だから。

自分の話をさせて頂くと、去年11月頃スイムの練習をしている時、右肩が上がらなくなり、全く泳げない時期がありました。そこから、(あまり好きではない)ストレングストレーニングを始めました。要は、ジムに行き筋トレをするということです。

毎週火曜日と(前は木曜日も)の12時半から30分は、オフィスから歩いて3分(走ると1分)程のジムに行き、ひーひー言いながらトレーニングをするようになりました。

ひーひー言いながらトレーニングしていたら、食事も変化を持たせたくなり、グルテンフリー生活をスタート。

そして、今年1月に、スイムのフォームチェンジを試みようと、教えてもらった新たな練習を取り入れ、少々面白みには欠ける(少々地味な)練習を開始。

ストレングストレーニングを開始してから約8ヶ月、スイムのフォームチェンジを試みてから約6ヶ月、ポイント的な感じではありますが「あ、何か変わった!」と今週ようやく感じることが出来るようになったのです。そして、体も少しずつ変化が出てきたなとも感じます。

このちょっとの変化のために、どれくらいの時間を費やしたか分からないですが、このちょっとした変化が本当に嬉しいんですよね。

コツコツ何かやっていると、新たな発見があったり、もうちょっとこうした方が良いかな?と変化を持たせる工夫も出来るようになってきます。

結果をすぐに求めず、少しの我慢も大切です。

もしかしたら、コツコツやってきたとしても、自分が設定した目標に届かない可能性もあります。でも、積み重ねてきたものは「自分のもの」にすることが出来ますし、この積み重ねてきた過程は自分が思っているよりも大切なものになるでしょう。

今日はやりたくないと思っていても、こなすことが出来た、やりきることが出来た。この「出来た」の積み重ねで、自分自身を少しずつ成長させることも出来ます。

オフィスでお話をする際、アルバイト探しの際に自分の英語力のなさを感じている、アルバイト中に英語力のなさを感じているという話をよく聞きます。日本人でも、生まれてから日本語を習得するために、小さい時にひらがなから学び始め、カタカナそして小学校〜高校にかけて漢字を習っていくのだから、渡航をして約3ヶ月とかですぐに「英語が出来る!」ようにはなりません。

オーストラリアに渡航をしようと思ったら、自分の無理のないように単語や文章を覚えていったり、渡航後も勉強習慣を作ったり、コツコツ作業が出来る習慣を作れると良いですね。

このコツコツ作業をする際、自分に負荷が掛かる量ではなく、これなら出来るかなという量で良いと思います。最初から、意気込みすぎて多くの課題を設定すると、長続きしなくなってしまいますから!

(左:2016年11月、右:2019年4月)2年間半のコツコツ作業でここまで変化が・・・!

常盤 恵 / Megumi Tokiwa

日本では小学校の特別支援学級の担任でした。仕事にはやりがいを感じていましたが「色々考えないで、やってから後悔してみたら?」という同僚の一言に勇気をもらい、元々の夢であったオーストラリア留学を決意。シドニー到着後、自転車人口の多さに驚き、ロードバイクデビュー。その後、ワーキングホリデーで再渡航し、豪政府公認留学カウンセラー資格取得(QEAC登録番号:J249)を取得、2019年までの6年間オーストラリア留学センターブリスベンオフィスで働いていました。