素敵すぎる!シドニー州立図書館本館!

今週末は久しぶりにお友達とシティであったので、
シティ散歩をしました。

人ごみが好きではないので、シティでお散歩をする時は必然的に
シティの外周を歩く事になるのですが、
久々に行くダーリングハーバーやハイドパークは
太陽が水に反射してキラキラしているのをみると
「あー、いいところに住んでいるなー」と喜びを感じます。

そのまま、歴史的建物の続くMacquarie Streetへ。
いつもは美術館に行く為に通り過ぎるだけのマッコーリーストリートですが、
世界文化遺産登録をされたBarracks, オーストラリアの貨幣を造るMint, イノシシの鼻を触ると
幸せになるという噂のあるSydney Eye Hospital、今でも使われている州議事堂など、
ツアーガイドのお友達のコメント付きで楽しく散歩。

そして、到着した生徒さんに必ず場所を聞かれるState Library。
大昔に一度だけちらっと立ち寄った事がある州立図書館ですが、
お友達の「Shakespeareの原版があるんだよ」の一言で
中まで入ってみる事に!



図書館はシーンとしていて、入り口のカフェの中まで人で一杯。
ここは、旧館のミッシェルウイングと新館のマックォーリーウイングからなっています。






歴史的なもの好きの私としては、生徒さんのご案内の為に勉強スペースをチラ見、
その奥にあるWedgewood Collectionへ。
ウキウキ見ていたところ、奥から古い本の匂いがする・・・
ふらふらそちらに向かっていくと、ちょっと暗くなった通路にShakespeareの原版が!
大学時代英文学を学びシェイクスピアが大好きだった私には感激の瞬間です。
そして興奮しながら更に奥に続く階段を上ると、そこは旧館Mitchell wingに繋がっていました。
天井まで届く本棚が広がり、まるで映画の世界!
興奮の絶頂です。

入ってみたかったのですが、こちらは新館と違ってかなり厳格な雰囲気だったので
ビーサンで入るのも気が引け、写真を撮るのもはばかられたので、
とりあえずMitchell Wingの入り口の写真だけ撮って帰ってきました。



今回は残念ながらこの感動を皆さんにお見せできないので、
映画の世界体験をされたい方は是非一度State Library Mitchell Wingに行ってみてください。
新館側の地下通路から行くのがお勧めです。

映画の世界のような図書棚にもシェイクスピアにも特に興味がない、という方の為にも
下記State Libraryの一般情報をご案内しますので、
是非行ってみてくださいね。

■State Library of NSW: http://www.sl.nsw.gov.au/

・開館時間:
 月〜木 午前9時〜午後8時/金 午前9時〜午後5時/週末 午前10時〜5時(新館のみ)
・住所:
 Macquarie Street SYDNEY NSW 2000 (Hunter StreetとMacquarie Streetの角近くです)
・メンバーシップ:
 勉強で使うだけでしたらなくても大丈夫ですが、メンバーシップカードは無料で作れます。
 誰でも作れるカードはBlue Cardと呼ばれます。
 登録にはID原本とシドニーの住所を証明できるものが必要です。
・インターネット:館内のパブリックスペースはフリーWIFIが飛んでいますので、
 ご自身のPCやスマホなどあれば無料で使えます。
 館内にあるコンピューターは一人20分まで無料で使えます。

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する