現地でのリアルなお金事情/支出と収入はどのくらい?

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

お客様から、「オーストラリア滞在中は、働けるんですか?どの位稼げるんですか?」という質問を受けます。

ワーホリ経験有・留学中である私の、現地でのリアルなお財布事情も含め、回答します!



オーストラリアの労働条件の再確認!

・ワーキングホリデービザ:同一雇用主のもと半年以内の就労というルールを守れば、かけもちすることも、時間も無制限で働くことができます。

・学生ビザ:2週間で40時間という規定内であれば働くことができます。

・観光ビザ:残念ながら働けませんが、3ヶ月の短期間ですので、勉強・観光・友達と遊ぶ‥などにいっぱい時間を費やしましょう!



月の支出はどのくらい?

実際、オーストラリアで生活するには月々どのくらいの費用が必要なのでしょうか。私の例を参考に、月々の平均支出を覗いてみましょう!

家賃 600ドル(150ドル×4週間)
食費 280ドル (70ドル×4週間)
交通費 40ドル(学割で半額)
携帯 35ドル
日用雑貨・買い物 100ドル
外食・カフェ 160ドル
交際費 100ドル
画材 80ドル
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1395ドル(本日のレート1ドル76円で計算/約10.6万円)

・基本自炊
・たまに外食
・コーヒーは欠かさない
・無駄なものは買わない
・遊びには行く
※しかし、お金をたくさん使う遊びはあまり興味がない

基本的には無駄遣いはしない、節約気味の生活をしています。おそらく平均的な留学生の支出と同じ位かと思います。オーストラリアの物価は高いですが(特に外食費)、自炊をしっかり取り込めば意外と日本の一人暮らし生活よりも安く済ませられるかも‥!

一般的に留学生・ワーホリメーカーのみなさんは月に1200ドル〜1560ドル程(9.2万円〜11.9万円)の支出があるようです。



月の収入はどのくらい?

さあ、問題の収入です!どのくらい働けば現地の生活費をカバーできるのか。
2019年5月現在、オーストラリアの最低時給は…18.93ドルです(高っ!本日のレートで約1440円)

最低時給で働く場合、月の支出1400ドルをどのくらいの労働時間でカバーできるのか計算してみました!

▼ワーホリの場合
お給料からTax(税金)が15%引かれますので1650ドルの稼ぎが必要です。

・1650ドルを稼ぐ
87.2時間/月
22時間/週

※Tax15%は年収$37,000まで、$37,001~$90,000は32.5%です。

▼学生の場合
コース期間によってTaxが変わります。半年以上のコースに通学の場合で0%だったとします。

・1400ドルを稼ぐ
74時間/月
18.5時間/週

※コース機関6ヶ月以上の場合は居住者扱い:年収$18,200まで0%、$18,201~$37,000まで19%
※コース期間が6ヶ月未満の場合は非居住者扱い:年収$90,000まで32.5%

税率や条件は変化しますので、詳しくはオーストラリア税務署のサイトをご確認ください。

計算上、両ビザとも現地で生活費を稼ぐことが可能です!

しかしあくまで最低時給をもらえる職場で働いた場合です。時給は英語力によって大きく差が出てきます。英語力と時給の関係性については具体例も含め、以下の記事が大変参考になるので是非読んでみてください。

▼ワーホリお仕事大調査!知っておきたい時給と英語力の関係



実際どうなの?

▼ワーホリの場合
英語圏で働く経験は多くのことを得ることができます。
お店のお客様はもちろん、同僚とのコミュニケーションで活きた実践的な英語も身につきます。大変な思いもすると思いますが、それは成長のために必要なステップ!

なので、語学学校通学中・卒業後も、ガンガン働いて欲しいです。

上記22時間以上働くことも問題なくできます。私はワーホリ時最大3つアルバイトの掛け持ちをしていました。(てんてこまいw)その際生活費はもちろん、旅費の貯金もバッチリできましたよ。

ただし、渡航後いつ仕事が見つかるかは確約がないので、最低でも3ヶ月分の生活費(30−40万円)は準備しておきましょう。現地でスッテンテンになったら帰国するハメになります‥泣。

▼学生の場合
週18.5時間労働‥という計算結果が出ました!

語学学校に通学している方は資格試験取得コース(ケンブリッジ検定試験対策/IELTS取得等)以外であれば問題なくアルバイトできると思います。

ただ、専門学校・大学に通っている方はどうでしょうか。

私は専門学校に通学していますが、現在かなりパツパツです。笑
セメスター(学期)が終わる1ヶ月前は授業と課題でかなり忙しくなります。課題提出のタイミングでは働く時間がない‼ということも出てきます。私はこの半年で課題の大波が2つ来ました。(今Big Wave中ですw)

やはり学業をメインで今回はオーストラリアにチャレンジしているので、勉強が疎かになるのはいかんです。(疎かになると卒業できないし!)

自分がいっぱいいっぱいにならないためにも、アルバイトでの収入は生活費の補助として考える位が丁度良いと思います。(勉強も、お金もヤバい!という状況は精神的に辛すぎます)

また、学生ビザの場合は労働時間に制限があるので、お給料が下がる場合、長時間働いてカバーするということができません。はじめから最低時給以上をもらえる職場が見つかるのがBESTですが、長期留学時にはお仕事が見つかるまでの3ヶ月の生活費+αを十分準備しておきましょう。



ポイントとまとめ

・現地では自炊が節約のKEY
・最低時給以上のお給料をもらえるよう、英語力を磨く!
・渡航前の貯金はとても大事!

今回はリアルなお金事情をお伝えしました!是非参考にしてくださいね。


PS 50ドル札にミスあり!w

〜オーストラリアのお金にまつわる小ネタ〜

”ねえねえ、50ドル札持ってる?”先日母からLINEをもらい、なんのことかと思ったら‥

▼読売新聞オンライン
責任に「I」なし…新紙幣に「小さい」印刷ミス


Image from Australian Geographic/We’re getting a new $50 note

なんと昨年から発行されている50ドルの新紙幣に、3箇所もスペルミスがあるそうですw虫めがねで見なきゃ分からない程だそうですが、間違えている紙幣は回収しないそうですので、お給料をもらって新50ドル札を手にしたら探してみてください。

これでResponsibilityのスペルは絶対間違えませんね:)笑

国の紙幣にスペルミスとか‥オーストラリアはどんだけイージーゴーイングっ!

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する