私の就職活動体験記-履歴書の作成

オーストラリア留学後の、就職活動体験シリーズ第2弾。
ぐだぐだな感じで始まった、就職活動。

第1回は「私の就職活動体験記-留学と就職活動」ご参照。
Startupweekend :: Milano
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留学生用の就職サイトに登録して、まずは履歴書の作成。
いざ履歴書を作成しようと思ってはたと立ち止まる。
自分は一体何の仕事をしたいのだろうか?

メルボルン大学の大学院卒業後は、日本に帰国することは決めていましたが、日本でどんな仕事をしたいのか?

・英語を使って仕事ができそう
・自分の留学経験を活かすことができそう
・海外へ行くチャンスがありそう
・とりあえず色々と経験ができそう

という不純な(?)動機で、商社と金融に絞る。

では、商社と金融ということで、この分野を目指す志望動機を考える。

「英語ができます」なんてアピールしても、この分野、英語ができる人なんて珍しくない。
「オーストラリアに留学していました」とアピールしても、留学生なんて珍しくない。

さあ、どうしよう。

同じく留学を終えて帰国する日本人友達に、進捗を聞いたり、
メルボルン市内を散歩したり、
カフェでコーヒーを飲んだりしながら、
大学院で課題をこなす以上に頭をひねり、

「勉強」と「経験」の2つを軸にアピールを考えていくことにしました。

「勉強」は、そのままですが、日本の大学と大学院での勉強内容。
「経験」は、留学時代に経験をしたこと(特に、留学中に出会った、オーストラリア人や各国の留学生との経験)。

・「勉強」を軸に、自分がこれまで何を考えどうしてきたか
・「勉強」と「経験」に基づき、これからどういったことが必要となるか
・そして上記2つから、自はがどうしていきたい
・だから、商社もしくは金融で働きたい

といった感じにまとめました。

もちろん、商社バージョンと金融バージョンで分けていますが、違いは結論部分だけ。

なんとか履歴書を形にし、エージェントに送付。
Business Calendar & Schedule
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その後は、一度電話でのカウンセリングを受けて、履歴書を若干修正。
そして、志望職種の求人情報がメールで届き、興味のあるものがあれば、意思表示をします。

自分の記憶が確かなら、5社に意思表示をしたと思います。

金融系-2社
商社系-2社
医療系-1社

結果として、金融系は履歴書で落とされましたが、商社系2社と医療系1社は、帰国後に面接をすることになりました。

ここまで、就職活動を始めて約1ヵ月。

ところで、なぜ、医療系1社が入っているか。
実は自分も思い出せません(笑)

確か、海外の研究財団が母体となり、その研究に基づく商品開発をしている会社だったと思います。多分、海外に拠点を持っているので、一先ず出してみた、という感じではないかと。

帰国していよいよ面接、次回、「就職面接」(タイトル仮)に続く。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する