そんなメルボルンが今回、QSベスト・スチューデント・シティ(QS Best Student Cities)という世界で最も学生が住みやすい都市を選出しているランキングで、なんと世界4位、オーストラリアでは1位にランキングされました!
10位までのランキングはこちら。シドニーも7位にランキングされています!
1位 ロンドン 2位 東京 3位 ソウル 4位 メルボルン 5位 ミュンヘン 6位 パリ 7位 シドニー 8位 ベルリン&チューリッヒ 10位 ボストン |
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ランキングの決定方法は?
QS Best Student Citiesの決定方法は、6つの要素から成るようです。
1.QS World University Rankings 【QS大学ランキング】
QS世界大学ランキングにおける各都市の大学の総合力からの評価です。メルボルンは特にメルボルン大学が14位にランキングされていたり、世界的に注目されている都市でもあります。
2.Student Mix 【国籍率】
キャンパス内の多様性など、その都市の学生構成を全体的および国際的な観点から評価します。メルボルンは人種のるつぼ。移住者も含めて様々な国籍の方がいます。多様性のある環境と国際的な環境下で勉強が可能です。
*ラトローブ大学より提供されたイメージ写真です。
3.Desirability 【環境的な良さ】
安全性から汚染まで、その都市が全体的に住みやすさとしてどの程度望ましいかを調査します。オーストラリアは世界的にみて、安全に暮らせる環境が整っています。
4.Employer Activity 【雇用者の活動】
この指標では、QS Graduate Employability Rankings(QSの新卒者就職可能性ランキング)から導き出された要素を考慮し、どの都市が新卒者にとって最も需要の高い就職先であるかを調査します。 メルボルンはオーストラリアでも第2の都市となり、企業もたくさんあり、雇用のチャンスもあります。
5.Affordability 【物価&価格的に手が届くか】
授業料から生活費に至るまで、経済的な余裕を示す指標で、どの程度費用対効果に優れているかを測ります。メルボルンは日本に比べて物価も学費も高くなりますので、この分野だけでいうとランキングは131位となっているようです。
6.Student Voice 【学生の声】
QS International Student Survey(QSの留学生調査)で毎年実施される調査結果をもとに、留学経験に関する学生の意見を反映して査定します。
では実際に留学生におすすめの街なのか?
確かに、物価や学費の面では、決して安い予算で住める都市ではありません。特にこの1年で家賃や生活費なども高くなりました。
ただ、留学生は就学中も2週間で48時間の就労が可能です。飲食のアルバイトの最低時給は22.61〜28.26ドル(1ドル95円計算で、2100円〜2600円)となり、勉強の隙間時間に生活費を少し稼ぐことも出来ます。
他の利点としては、時差です。メルボルンと日本の時差は1時間〜2時間。オーストラリアの夏は2時間、冬は1時間となり、時差ぼけもなく、家族や友達とも簡単に連絡がとれます。
他にもメルボルンには、施設の充実した図書館、そして公園も市内近郊にたくさんあり、ヤラリバーという大きな川もあります。勉強だけでなく、アルバイトをしたり、食や生活を楽しむエンターテイメントもあります。イベントも年間を通してたくさん行われています。
特に食に関しては、国際的な環境のため、様々な国の料理も楽しめ、アジア食材店はあちこちにあります。自炊の際にも日本食を含むアジア食材の調達は簡単に出来ます。勉強の息抜きの選択肢もたくさんあるので、バランス良い留学生活が送れると思いますよ!
海外留学をお考えの方は、是非メルボルン&オーストラリアを候補に入れてみてくださいね。