Powerhouse Museum・Apollo 11へ行ってきました!

こんにちは、シドニー支店アシスタントのManaです。
先日、シドニーのUltimoにあるPowerhouse Museumにて開催中のエキシビション、Apollo 11を見に行ってきました!

 

かれこれ丸3年シドニーに住んでいるのですが、Powerhouse Museumへ行くのは今回が初めてです!

 

私がエキシビションへ行った7月21日は、1969年にアポロ11号の乗組員が月面歩行をした日で、それに合わせて無料の館内ツアーや宇宙シネマなどのイベントが初日ということもあり、大混雑!!

 

アポロ計画のソフトウェアエンジニア部門の責任者マーガレット=ハミルトンにより開発されたフライトシステム(ハミルトンコード)や月の石、当時の新聞記事などが展示されています。

 

他にも、NASAのロゴ付きの宇宙服の子ども用パジャマや、アポロ11号内の操縦席をイメージした卵形のソファー、月刊女性誌The Australian Women’s Weeklyの表紙を飾るアームストロング、コリンズ、オルドリンなど、当時のアポロブームを物語る展示品の数々を見ることができます!そのため、子どもだけでなく、当時リアルタイムでニュースを見ていたと思われる年代のカップルのお客さんも多かったです。

 

アポロ11号の背景には、アメリカとソ連間の宇宙開発技術や政治的対立があり、今もなお、アポロ11号月面着陸には諸説ありますが、それでもその当時は子どもから大人までアポロブームで賑わい、多くの人々に夢と感動を与えたことが窺えました。

そしてこの壮大な宇宙計画を支えた当時の人々の努力と技術には頭が下がる思いですが、ここオーストラリアもその計画を支えた国の一つだったのです!!
オーストラリアのNSW州にあるパークス天文台で受信した月面からの映像は世界中の他の施設で受信されたものより特に優れていたため、多くのテレビ局がここで受信された映像を配信したそうです。

※私はこの時初めて衛星放送の受信用アンテナのことを「Dish」と呼ぶことを知りました。(Dish=皿、料理の意味だけではないのですね。)

 

他にもアポロ計画で実際に使用されていたロケットエンジンや、アポロ11号船内設備のレプリカなどが展示されているほか、バーチャルリアリティ(VR)によるアポロ11号の操縦席から見た宇宙の映像も楽しむことができます。(VRは乗り物酔いになりやすい方はご注意ください…。)

私はこの一日、時間を忘れて童心に返ったように展示物に夢中になってしまいました。
たまにはやらなければいけないことを忘れて、自分が今までよく知らなかったものに触れてみるのも楽しいな、と感じた一日でした。

Apollo 11エキシビションは2020年6月30日まで開催中です!詳しくはPowerhouse Museumのオフィシャルサイトをご覧下さい。

藤田 茉奈 / Mana Fujita

たくさんの人たちに支えられ、シドニー在住3年目となりました。好きなことは食べること、料理をすること。休日はお手頃な他国籍のレストランを散策し、料理のアイデア探しをしています。

※シドニーオフィスアシスタントとして2020年9月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する