Nomadicな生活


Nike5

3週間の出張を終えて、東京に戻ってきました。ここ数年は海外を移動する生活が続いています。まさにノマド的な(遊牧民的)生活です。そんな生活を続けていると持ち物はとてもシンプルになってきます。服は少なく、軽い素材、洗濯しやすい、紙はできるだけ持たない、などなど身軽な出張術の本は書けそうな気がします。モノが必要ない生活を続けていると、日本経済の発展には寄与できないかもしれませんが、とても楽なライフスタイルを送ることができます。

長期留学のいいところは、そのようなシンプルなライフスタイルを確立できることだと思います。あくまでもいつか帰る異邦人であるが故に、日本で慣れ親しんだライフスタイルとは別なものを作らないと、とても面倒なことになるのは予測がつきます。今は授業などの資料なども多くの大学ではネット上で公開しているので、学校関係の資料もほぼパソコンとインターネットの中に入れることができます。

ですから、よく留学時の生活費のことを相談されますが、現地の物価よりもどのようなライフスタイルを作り上げるのかのほうが、大切だと思います。シンプルな生活をしながら、どれだけ人生を楽しむ工夫ができるか。それを学んでいくのも留学の副産物であり、そして、それはけっこうその後の人生で役に立つことだと思います。

ただ、今回部下のひとりに、私がいつも履いているNikeの5.0について、そろそろ買い換えたらどうですかと言われてしまったので、また似たような超軽くて履きやすい黒いスニーカーを探そうと思います。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中