ニューカッスル生活について聞いてみました!

こんにちは、シドニーオフィスの尚美です。
先日、学校見学と学生さんに会うためニューカッスルへ行ってきました。
ニューカッスルとはNSW州第2の都市。シドニーから電車で北に2時間半ほど行った場所にあるビーチの美しい街です。

久々のニューカッスルは建設ラッシュが終わり、シティ中心からビーチをつなぐトラム周辺エリアもリノベーションされて素敵なハーバーを持つ街になっていました。



ニューカッスルは以前より、『ローカルオージーに囲まれて過ごせる街』として密かに人気のある街でしたが、情報が少ない場所でもありましたので、今回はニューキャッスルに住む学生のAさん、ワーホリのBさんから「ニューカッスル生活」についてお話をききました。

●ニューカッスルではどんな生活をしていますか?

Aさん:TAFEの学生なので、週3日ほど学校に行きますが、朝は学校に行く前にサーフィンをし、学校が終わったらまたサーフィンに行くこともあります。ローカルのスーパーでアルバイトもしているので、朝から働いている日もあります。

学校やサーフィンで出会ったローカルの友達に誘われたときは、できるだけ一緒に出かけるようにしているので、外出も多い方です。

Bさん:アルバイトを掛け持ちしているので、週30時間ほど働いています。ビーチまでは車で20分ぐらいと気軽に行ける距離なので、休みの日はサーフィンをしたり、大きな郊外のショッピングセンターに買い物に行ったり、たまにはシドニーに行ったりして楽しんでいます。

毎週日曜に開くアクセサリーや古着、野菜などを売っているマーケットが近くにあるので、行ったこともあります。

@newcastlefarmersmarket


●ズバリ!ニューキャッスルの生活費はどのくらいでしょうか?

Aさん:週300ドル〜450ドルほどです。節約は結構頑張っています。

Bさん:レントも入れて週430〜580ドルほどです。ただ、かなり節約のために工夫はしています。
食費については、賄があるのでかなり助かっていますし、スーパーのお買い物でも大きめサイズを買って冷凍保存をしたり、夕方のセール品などをうまく使って食費を抑えています。お家探しで、光熱費込や洗濯費込の場所を選ぶなど、色々考えて選びました。


●お家探しは大変でしたか?

Aさん:学校の先生やホストファミリーにも相談をしつつ探しました。家探しのアプリを教えてもらって探しました!個人部屋で週230ドルです。

Bさん:最初はサイトやアプリなどを使って探し、結構苦労しましたが、最終的には学校の友だちが紹介してくれたので、そこで決めました。家賃はオウンルームで週230ドルですが、部屋の中にプラベートバスがついているので、快適です。他の部屋には大学生も住んでいます。


●アルバイト探しはどんな風にやりましたか?

Aさん:レジュメを作ってたくさんのところに配りました。20件くらいは配ったと思います。連絡をもらって仕事をスタートしました。NSWを中心としたスーパーで、ローカルの方が多く働いているため、英語環境で働けていて楽しんでいます。

Bさん:日系レストランやカフェなどにレジュメを配りました。たくさんのところにレジュメを配るというよりは、ターゲットを絞ってアルバイトを探したかったので、友人の話やGoogleで口コミをみたり、実際にお店を見に行ったりして、働きたいと思うところをピックアップしてレジュメを配りました。

日系のレストランは学校の掲示板にあった張り紙を見てレジュメを出したのですが、直ぐに連絡が来て、面接後トライアルをし、直ぐに仕事がスタートとなりました。カフェは週末働いているのですが、こちらはレジュメを出して1週間ほど待って面接、その後トライアルをして直ぐに仕事をスタートしました。それ以外にUberなども時間がある時はやっています。

ニューカッスルはしっかりお給料がもらえるので、フルタイムでキツキツには働いていませんが、気持ちに余裕のある生活はできています。


●ニューキャッスルに住んで良かったと思う事は何でしょうか

Aさん:人が少なくリラックスしていて、安全でみんな親切なので、過ごしやすいです。日本人もほとんど見かけず、街で英語以外の言葉が聞こえることはあまりないです。学校では留学生が少ないためオージーの友達も増え、オーストラリアに住んでいると感じます。

休みにはサーフィン以外にも釣りをしたり自然が好きな自分にとって、ニューカッスルは本当に快適に過ごせる街です。

Bさん:圧倒的に街中でオージー(ネイティブ)を見る機会が多いので、海外で生活している感じが味わえるのが、ニューカッスルに住む醍醐味です。シドニーに行った時に、アジア人が多くてニューカッスルとはこんなに違うのかと驚きました。

また、シドニー比べて交通量が少なく、最近は値上がり傾向にあるものの家賃も探せば100ドル代もあるので、気持ちリラックスして過ごせます。綺麗なビーチがたくさんあるのも魅力的です。


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お話を聞いた二人に共通していたのは、どちらも気持ちに余裕があり生活を楽しんでいること、そして英語の環境の中でも自分で積極的に動き、自力で自分の希望する環境を作っていることからくる「自信」を感じました。

もちろん話を聞けば、様々苦労していることも多いですが、その都度しっかり自分で対策を考え、乗り越えていっているようです。
英語環境は留学を考える多くの方が希望する環境ですが、その分厳しい環境も待っています。英語力の問題ではなく、これを乗り越えられるような強さや自立心をもっている方であれば、ニューカッスルで充実した時間が過ごせるのだなと思いました。

少し厳しい環境でも、自分の力で留学環境を作っていきたいという意気込みがある方は、是非ニューカッスル生活にチャレンジしてみてくださいね。

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する