Myki残高要チェック!ドキドキインスペクター

先日トラムでドキドキしてしまった出来事がありました。

家からシティへ向かう時のこと。

私の家の周りには10分程度歩かないとMyki(メルボルンのSuicaやPasmoのようなもの)のチャージができるお店に行けません。

(あれーっ、チャージあったかな。ちょっとはあったはず。)
とたかをくくり、平然とトラムを待つ。

いざトラムが来て、カードをタッチ!

《メッ!メッ!メッ‼》


小さなタッチ画面を見ると、 【$-0.02】

残高が残っている時は、軽やかな 《ピッ‼♪》という音で迎えてくれるのですが、残高がマイナスだとなんとも残念な音が鳴り、画面上のランプも赤く光ります。

(げげっ。でも、押したし、とりあえずは大丈夫か!)
と、安易な考えと共に郊外からシティへのトラム約20分の旅を満喫していました。


清々しいなあ…


す る と!

途中駅からざわつく車内。

そうです。インスペクターが入ってきたのです。

メルボルンのトラムは乗車時に各自でカードで支払いするので無賃乗車する人も。
なので5人組くらいのインスペクターチームが、支払いが行われているかチェックできる小さな機械を使って取り締まりを行います。

(だ、だ、大丈夫かな)
小心者の私は軽く震えました。笑

(なんで今日なのーーーー!!)

私のところには初老の男性インスペクターが。

M「ごめんなさい。タッチしたけど、マイナスだったんです…」

(ピピッ)
I「う〜ん、本当だね。マイナスになってるね。チャージしなきゃダメだよ。
  次ももし残高がマイナスで乗っててチェックされたら、住所とか聞いちゃうことになるからね。」

M「わ、わかりました、以後気をつけますっ!」

(ひゃーー!良かったーーー!!涙)
前に座っていたお兄さんが、”良かったね”とウインクしてくれました。
ヒヤヒヤしたよ!ということをアピールし、シティまでの短いトラム旅を終えたのでした。

もし、カードをタッチしていない場合
その場で支払い…$75
後から支払い …$223
の罰金‼︎!高いですね〜。
※料金は変わる可能性があります。

私は今回たまたまラッキーでしたが、車内では無賃乗車をしていた他の乗客が、インスペクターとしばらくもめていました。

私の友人はMyki残高マイナスのままトラムに乗車、タッチはしたけれど、リチャージしていなかったため、ペナルティを支払うことになってしまったそうです。

Mykiをよく使う方はMyki Pass(定期券)がありますが、都度チャージ派のお仲間さん!
Mykiの残高はよくチェックしておきましょうね〜!




 

PS
こんなプチハプニングもありましたが、トラムに揺られている時間はとっても大好きです。

そんなにスピードを出さずゆっくり走るトラムからは景色がしっかり見えます。
あのお店、またあの店員さん働いてるな、マーケットは朝から元気だな、
今日は太陽が出た!など外を見るのも楽しいです。

同時刻付近のトラムには同じお客さんが乗ったりします。

私は3週連続同じ曜日に、目の前の座席に座った緑色のコートがよく似合う、シティで働く女の子に会いました。
2回目からはお互い気づいてはにかみ合い、先にその女の子が降りるタイミングで
お互い"Have a good day!"と声を掛け合うようになったり。
元気もらっちゃいました!

引越しとともにトラムも変わってしまったのでもう見かけませんがまた会えたらいいな♡


小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する