想い出の携帯電話

先日実家の自分の部屋を掃除していたら、なつかしいものを発見!

それは、今ではあまり見かけないようなタイプの携帯電話です。
メルボルン大学進学を目指して、語学学校のホーソン・メルボルンで勉強を始めた2005年。

留学当初は英語もわからず、現地情報について何も調べてこず、携帯電話もどうすればいいのかわからず、日々の生活に右往左往していました(無計画・・・)。

LINEもWhatAppもなかった時代で、オーストラリアには友達はまだおらず、日本の家族や友達とはyahooメールでやりとりをしていたので、最初は携帯電話がなくてもそれほど不自由はしていませんでした。

記憶はおぼろげですが、確か2週間ほどずるずると携帯電話なしで生活をしていて、やはり不便を感じるようになってきました。

特に、ホーソンでできた友達と遊びに行くとき等は、「Takeshiは携帯電話持っていないから、待ち合わせ難しいね」と言われるようになり、「こりゃいかん」と携帯を持つことに。

でも、英語も不安だし、携帯電話のことについてはよくわからないしどうしよう~と思っていた時に、ちょうどホーソンで知り合った日本人の友達が携帯ショップへ行くと聞き、さらに、オーストラリアでの留学生活が長い日本人の友達についてきてもらうとのことで、「ぜひ自分も!」と便乗しました。

あまり機能とかを求めていなかったので、とりあえず一番安く買えるということで、その時に購入したのが、写真の携帯電話です。

今でこそ留学について相談をさせて頂く立場になっていますが、自分も留学の最初の頃は何もわからず、不安も大きかったなぁ、と初心を思い出した携帯電話でした。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する