郵便が届かない!そんな時は・・・

ざっくり郵送が知れ渡っているオーストラリアの郵便局。なぜか宛先に届かない事が多く、”普通”ちゃんと郵便が届く日本人からすると、なぜ間違うのかわかりませんが。。。 万が一、自分の荷物が届かない時はどうしたら良いのでしょうか???

通常、荷物が届きにくい住宅地に比べ、シドニーCBDは多くの配達員の方が自分の管轄エリアを把握していて、今まで「日本人がいるオフィスはここ」と宛先がはっきりしなくても届けてくれることが多いほど。弊社のお客様向けご到着オリエンテーションでも「日本からの郵便や大切なものはできるだけオフィスに送ってください」とお伝えしています。今までも、オフィスに送って貰う予定だったものが届かないことはほぼありませんでした。(遅い時はあります)

しかし、先日私のオーダーしたコンタクトレンズがついに犠牲になりました(泣)

オーダーしたコンタクトレンズは、発送元のシンガポール(知りませんでしたが)からDHLですぐに発送され、購入先からメールでトラッキングナンバーが送られてきました。トラッキングナンバーはオーストラリアポストにリンクされており、郵便局サイトからゆくえを確認できます。

配達当日の朝には郵便局からSMSで、「万一いない場合はどうするのが良い?」とメッセージが来るので、安全な場所においておく、レセプションにおく、郵便局に持ち帰るなどの中から好きな方法を選ぶことができます。ここまでは、「なんてスムーズ!」です。

私はレセプションを選択したのですが、翌日まで届かなかったので、トラッキングを確認すると「Attempted delivery-Incorrect address on item」となっていました。

確認をすると、住所はあっていましたが改行ポイントがおかしかったようなので、オンラインでまずは送り先変更の依頼をしてみましたが、翌日にはAwaiting Collection→Deliveredとなってしまいました。どこに???

焦ってMissing and Lostの問い合わせをしてみましたが、サイト上Deliveredとなっているためか、数日するとなんの説明もなしに勝手にResolved(解決)とされてしまうので、イタチごっこのようにEnquiry→Resolvedを繰り返しました。

ただ、そのやり取りに疲れてしまったので、最後の問い合わせでは「説明もなく、解決とされても状況がわからない。説明をしてほしい。」と送って様子をみたところ、20日後ようやく電話がかかってきました。

その時は出れなかったので、折り返し郵便局のヘルプ(13 76 78)に電話をすると直ぐに担当のカスタマーサービスの方が出て、名前と問い合わせ番号を確認。個人詳細を聞かれて確認が終わると、荷物のゆくえを調べてくれました。

結果、「Deliveredになったのは、海外からの荷物だった為、国内の受け取り住所が送り元として登録されていてそこの人が受け取ったから。」とのこと。つまり私の場合は、オーストラリアのDHLが国内登録住所となっていたようで、そのDHLが引き取りをされたそうなのです。その後はオーストラリアのDHLがシンガポールの会社に正しい住所の問い合わせをするという流れになるのでしょう。

そのため、万一海外からの荷物を送って場所がわからなくなった場合は、郵便局にコンタクトをしてももちろん良いが、送付元に戻ってきていないか連絡をすると良いよ!とアドバイスを貰いました。

【荷物がとどかない・・・問い合わせまとめ】
1. 荷物の配達状況は、オンラインで確認ができます。
Australia Post
*Track an itemに番号を入れて検索してください。

2. 荷物が予定通りに来ない場合、Tracking Numberもしくは問い合わせ番号を手元において、Help &support(13 76 78)に電話しましょう。電話が一番しっかり確認をしてくれるようです。

3. My Postに登録をしておくと、Onlineコミュニティでも質問ができます。私も一度質問をしてみたのですが、返事は電話やメールよりも早かったです。(ただ、解決方法は電話してください、でした)

4. My Postに登録をしていると、受け取り方法を「Parcel Lockersや郵便局で受け取り」に変更することもできます。(タイミングが遅いとできません)この場合は、My Postにお気に入りのParcel Lockerや郵便局を登録しておく必要があります。

アルバイト先や家の近くにParcel Lockerがある場合は、並んだりする必要もないので便利ですよね。

5. 発送先に宛先不明の連絡が来ていないか、聞いてみる。

どうでしょうか??
うちはユニットなので、1/1 ●●Streetと省略されることが多く、家のポストには、1/11●●Street、11/1●●Street、隣に入るべき2/1●●Street、1/2●●Street、下の段の5/1●●Street、1/5●●Streetなどなど、様々な住所の封書が入っています。

広告の封書はともかく、小包の引取はがきがこのように間違えていれられるのが、私達にとって最大の危機ですよね。あまりに多く誤配達されていますので、みなさんも自分の荷物をおくる時はどこに送るかよく考えて郵送先を決定して下さいね。

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する