メルボルンとブリスベンを比較してみた

こんにちは!ブリスベンオフィスのメイです!

南半球オーストラリアは現在冬シーズン真っ只中…なのにさすがはクイーンズランド州。ブリスベンは本日も最高気温は20度を超え気持ちの良い青空が広がっています。ブリスベンの冬ってなんだかスペシャルです。

先月末に弊社の全社会議があり、メルボルンで全豪・日本オフィスのスタッフが3年以上ぶりに集合しました。普段から密にオンラインでコミュニケーションをとっていますが、やっぱりFace to Faceでみんなの顔を直接見て話したり、情報共有したりするのはすごく嬉しい時間でした。

またメルボルンの語学学校やTAFEにもたくさん足を運んで、学校情報もしっかりアップデートしてきましたよ:)

※インパクトイングリッシュカレッジ、ディスカバーイングリッシュ、ILSC、Greenwich、ロンズデールに行きました♪

私にとってメルボルンは3年ぶりでした。かつて住んでいた都市でもあり、久しぶりのメルボルンの景色に懐かしさを感じつつ、この3年でさらに大きな都市に成長しているなぁとびっくりもしました。



ブリスベンからメルボルンへは国内線で2時間ちょっと。

※飛び立ったと思ったらもう着地。

気軽に移動できてしまうのですが、ブリスベンとメルボルンは同じオーストラリアといえども全然違います!

お客様と渡航都市についての相談していると、メルボルンとブリスベンの2都市でお悩みの方も多いので、元メルボルン住み、ブリスベン在住の私が、大きくこの2都市で違うな〜と思う点と、両都市はこんな人に合っている!をまとめてみようと思います!

・都市の規模と郊外エリアの面白さ

・おしゃれ・スタイリッシュさ

・公共交通機関

・天気と気温



都市の規模と郊外エリアの面白さ

メルボルンはオーストラリアでは二番目に大きな大都市で、520万人ほどの人たちが生活をしています。対してブリスベンは三番目の中規模都市、230万人ほどの人口があります。ブリスベンに比べ、メルボルンの方が2.2倍ほど人口が多くなります。

メルボルンとブリスベンの都市の中心地(CBD)やサウスバンク辺りを歩いていても、ブリスベンよりもメルボルンの方が断然人が多くいました。ブリスベンから来た私は「今日ってどこかでイベントかお祭りでもあるの?」と思ってしまうくらい。

※夜でもカフェ、レストランのテラス席はワイワイしていました。

人の数だけでなく、お店やカフェ、レストランの数なども多く、何をするにもチョイスが多いのとレベルが高いというのも羨ましくなるポイントでした。また夜も遅くまで開いているお店やカフェも多いので夜まで賑やかだなと感じました。

もちろんブリスベンにも多くの素敵なお店があるのですが、メルボルンと比較してしまうと、数は完敗です。また夜はもっと静かです。

またシティ中心は両都市栄えていますが、郊外エリアの面白みについてはメルボルンに軍配かと思います。ブリスベンの郊外エリアは似ているところが多いですが、メルボルンの郊外エリアはそれぞれの地域に特色があり、名店もシティだけでなく郊外にもたくさんあるためいろんな街へ散策しがいがあります。

※North Melbourneの超人気パン屋、Bread Clubでお仕事を頑張るお客様、Tomomiさんにも会えました:)

この点でブリスベンを救済するとなると、ブリスベンの郊外は似たり寄ったりですが、都市自体の立地はとても良く、2時間もあればゴールドコースト、サンシャインコーストなど美しい海のある他都市に気軽に行けてしまうのは最高だと思っています。

※白砂は鳴き砂です。歩くとキュッキュと音がなりますよ♪



おしゃれさ、スタイリッシュさ

おしゃれ、スタイリッシュでいえばメルボルンの圧勝です。

歩いていて「か、かっこいい〜〜〜〜」と写真に撮りたくなってしまう景色が多いです。

※フリンダースストリート駅。ただの駅なのにいちいちかっこいい。

アートの街メルボルン。街中には大きなウォールアートがたくさんあり、シティのバークストリートには路上ミュージシャンがライブミュージックで行き交う人たちを楽しませています。

※東京支店Yuriとストリートアートのメッカ、Degraves Streetへ!
※メルボルンのストリートミュージックはハイレベル。素敵な歌声のお兄さんと、なんでも打楽器にしちゃうおじさん

そしてメルボルンはおしゃれな人が多く、”こんなかっこいい格好してたらブリスベンではもしや浮いちゃう?”と思われるような個性的なファッショニスタもたくさん目撃しました。

一方ブリスベンは年間を通して温かいということもあり、冬でもびっくり、Tシャツ短パンの人たちがいます。ブリスベンはもっと肩の力が抜けていてリラックスしている雰囲気です。

※ブリスベンの朝。冬だけど、好きな格好で!ノースリーブの人もいれば長袖の人も。ラフです。

またメルボルンにはヨーロッパ調の古い建物と、新しい建造物が街中に入り混じっています。

※美しき建造物がいっぱい!!右見ても左見ても!

メルボルンの新しいビルはなんだか普通と違う!面白い形、ユニークな建物が多いので、アートはもちろん建築に興味がある人にとっても刺激が多いと思います。

ブリスベンは都市開発をする際に古くからの建物を多く取り壊してしまったようで、新しめの普通のビルが多いように感じます。



天気と気温

オーストラリアの北に位置するブリスベンと、南のメルボルンでは気候も違います。天気については、どちらも住んでみて、ブリスベンに軍配が上がるなと感じています。

ブリスベンのあるクイーンズランド州の異名はSunshine State。名前の通り晴れの日が多く気候が安定しています。1年365日のうち、300日以上は晴れとも言われています。

※今日も明日もいい天気。平和だなぁ

対してメルボルンは1日に四季があると言われており、天候はここまで安定はしていません。1日の中でも晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと天気は結構変わります。実際折りたたみ傘をバッグにずっと入れていて活躍する機会が何度かありました。

6月末、メルボルンの最低気温は一桁〜最高気温は12〜15度くらいでしたが、ブリスベンは最低10度〜日中は20度を超えるので、服装が全然違ってきます。

ブリスベンを出る時には薄手のセーターだけでしたが、メルボルン到着後は2枚のヒートテックを重ねて、ジャケット、マフラー、ニット帽の装備でした。(ブリスベン仕様の薄いジャケットしかなかった私をみかねてメルボルンオフィスのMaikoが中に着るカーディガンを貸してくれました。あったかかった…!TT)



公共交通機関

メルボルンのトラムは改めて本当に本当に便利だなーと思いました。メルボルンには電車、バスの他トラムと呼ばれる路面電車が多く走っており、シティ中心から郊外エリアまで多くの路線で運行されています。しかもシティ中心部は無料で乗ることができるのでちょっとした移動にもつい利用してしまいます。トラムストップ(停留所)も多くあるのであまり歩かずとも目的地まで移動できちゃうのはすごいです。


対してブリスベン。ブリスベンには電車、バスの他にフェリーが運行しています。
ブリスベン川が悠々流れるブリスベンシティ。フェリーを活用するとそれだけで移動がスペシャル体験に!昼間も気持ちが良いですし、おすすめは夕暮れ時。気軽に乗船できちゃいます。


ちなみにブリスベンは自転車ユーザーにも優しく、バイクロードも整備されているので自転車があると便利です。

メルボルンでもブリスベンでも私は車を持っていませんでしたが、どちらの都市でも快適に生活ができています。



他にもいろんな違いがありますが…まとめてみました!


メルボルン・ブリスベンはこんな人に合っている

メルボルン

大都会でエキサイティングな環境の中で生活したい!
多くの人との交流の機会を持ちたい!
アート、音楽、建築、ファッションに興味がある
カフェ開拓が大好き
四季を感じたい

ブリスベン

大きすぎず小さすぎない程よい規模の都市で生活したい!
のんびり、誘惑のない中で勉強に集中したい!
リラックスした環境で生活したい
あたたかい気候、天気の良いところで生活したい
川の水面や自然に癒されたい




メルボルンは本当にキラキラしていて刺激的な都市です。ワーホリ時代、メルボルンに住むことができて本当に良い経験だったなと思っていますし、これからも何度でも訪れたくなる魅力のある場所です。

このブログを読み返すと、メルボルン圧勝?と思ってしまいますが、私はメルボルンもブリスベンも大好きです。

のんびりなこの都市で生活していると和やかな気持ちになりますし、平和でゆったりした環境と青空の多い気候がとっても気に入っています。

都市によって生活は本当に変わります。みなさんそれぞれオーストラリアに来る目的や求める環境は違うので、”ベストな都市”はみなさんそれぞれ違います。是非悩んでいる方はお問い合わせください!

オーストラリアに行くのは決めたけど、渡航都市をどこにしようか悩んでいる…という方、是非留学、ワーキングホリデー中どんな環境の中で住んでみたいか、またどんなことにチャレンジしたいか教えてくださいね。

都市の違いについてもしっかりお伝えしながら、どこがあなたにとってのベスト都市なのか一緒に考えていきたいと思っています:)

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する