マーケットに出店したよ!ー当日編ー

こんにちは!ブリスベンオフィスのメイです:)

”オーストラリアのマーケットで出店する”という夢を叶えることができました。

今日は、当日の様子や感じたことをお伝えしたいと思います!

前回のブログ…
マーケットに出店したよ!ー準備編ー

0から手探りで始めるマーケット出店!
出店の経緯や準備について…
出店間近に巨大サイクロンがやってきた…!



まさかのさらに大きなイベントに挑戦することに!

マーケット主催者でもある、友人からの電話に出ると…

「やっぱりみんなの安全のことを考えると、マーケットは今回見送ろうと思うの…」

「そうだよね…残念だけど、流石ににこんなの来てたらできないよね。」

サイクロンなんてどうしようもないことですが、頑張って準備してきた作品を眺めるとなんとも言えない気持ちに…。


「でも、中止じゃなくて延期にしようと思ってる!だからまた頑張ろう!」

「えー!良かった!!そしたらできるね!頑張ろう!!」

「ねえ、唐突なんだけど、めいさん再来週末空いてる?実はある大きなイベントがあるんだけど、まだ出店者を探しているみたいで…。出てみない?」

「えっ、出る!!」

またしても頭で考えるよりも先に言葉がでてきました。

そしてそれは、もともと私もいいな、お客さんとして行こう!とチェックしていたイベントで、
ブリスベンで初めて行われる、日本の食や伝統文化を織り交ぜた、3日間に及ぶ大きなイベントでした。

IG:@japanstreatparty


ドキドキで迎える当日

今まで数多くのマーケットに行ってはワクワクしてきた私ですが、まさか自分が出店者として参加する日が来るとは!

できるだけ想像力をふくらませて、必要なものをスーツケースやボックスに詰め込み準備をするものの、ずっと消えないドキドキ。


会場につくと、もうすでにフードのブースを担当している人たちが集まっていて、着々と開始時間に向かって準備が始まっていました。


出店者の方たちもちらほらとやってきて、挨拶をしたり、お店の準備を始めます。

私も挨拶させてもらい、家でシミュレーションしていたようにお店作りをスタートしました。

出店者である先輩たちはみんな優しくカッコよく、キラキラして見えました。


お客さんが入ってきた!!!

イベントがオープンする前からもうすでにお客さんたちが集まってきていて、会場外の列がどんどん、どんどん長くなっていく光景を目にして、ちょっと尻込みしそうになりました。(会場を囲うほどの人)

「やることはやった。もうやるっきゃない!」

とうとうイベントスタートの時間に。

お客さんたちはどんどんと会場に入ってきて、思い思いにおいしいご飯をチェックしに行ったり、店舗を見に来たりと賑やかになります。


「私が新参者だろうがベテランだろうが、そんなのお客様には関係ない!」笑

ドキドキは捨て去り、ここで縁あって出会えた人たちとのコミュニケーションをうんと楽しもうと心に誓いました。


そしてついに私のお店にも初めてのお客様が!

私の商品は、手描きのポストカードや、オリジナル日本地図+トラベルプランナー、トートバッグ、水彩作品、版画作品、似顔絵…などなど多岐に渡りました。

絵が結構ゆるいタッチなので、みんなニコニコしながら商品を見てくれていて嬉しかったです。


すると…「私、この地図欲しいわ!一枚いただけるかしら?」

開始早々一人の女性が早速購入してくれました。

「えっ!!もちろんです!嬉しい!!!」

「私ね、前に東京に半年くらい仕事で住んでたことがあるの。本当に素敵な時間だったの。これで日本を思い出せるわ」

初めて自分で作った商品が売れて、本当に本当に感激しました。


お客さんとの会話が楽しい!

オーストラリアは気さくでオープンな人が多いです。

スモールトークを大事にする人たちがいっぱいいます。マーケットではそれを切に感じました。

特にこのオリジナルの地図から、お客さんたちの会話がたくさん広がりました。(計算通り♪w)


「ここ行ったことある!」「奈良の鹿、めっちゃかわいいよね!」「Onomichiって知らなかった。猫がいっぱい書いてあるけれど、どんなところなの?」「もう日本は3回行ったよ」「たこ焼き美味しかった!「日本ってめっちゃクール!」「最高!」

みんなが語ってくれる日本での旅のこと、日本が大好きだということ、こんないい人がいたんだよという話、住んでた経験などたくさん聞けて、ほっこりしました。

そしてそんな素晴らしい日本で生まれ育って誇らしい気持ちにもなりました!

作って本当によかったです。

お店にに来てくれたお客さんとは、できるだけ話すよう心がけました。


大好きな人たちにも会えちゃう

友達やご近所さんが来てくれたり、大好きな人たちに会えたのもすごく嬉しかったし心強かったです。

お客様にも何名か会うことができて、HAPPYでした。

ブリスベンオフィス林ファミリーにはいっぱいサポートしてもらいました!

みんなパワーをくれてありがとう〜!


ロマンを感じたポストカード販売

振り返り、ポストカードは本当に作ってよかったな、と思いました。


このデジタル社会で、手書きのカードって送る機会も減ってるかもしれませんが、

オーストラリアはまだまだカード文化が結構大事にされていて、誕生日や母の日、クリスマス…などなどカードを送り合う機会は多いです。


ポストカードを買ってくれた人には、誰に書くの?と聞いたりすることも。

もちろんMother's Dayのカードは大事なお母さんへ。

Brisbaneのデザインのものは、他の国に留学している友達へ、日本で留学の帰りを待っている家族へ。

日本のデザインは、”お世話になったホストファミリーに感謝の気持ちを伝えたい!””オーストラリアで友達になった子がもうすぐ帰国してしまうから、日本でも会おうねって伝えます。””日本が大好きだから自分で飾るため!”という方も。

版画で作った一点もののポストカードは、素敵なおじいさんが購入してくれたのですが、
「40年以上連れ添った奥さんへのバースデーカードにする」と言ってくれて感激しました。

心を込めて作ったポストカードが色んな人のいろ〜んな想いを乗せて、いろんな国や都市の誰か大切な人に届くんだと想像すると…。

本当に嬉しい気持ちになります。


気持ちに従って良かった!

マーケット出店0からのスタート、不安もあったけれど、気持ちに従って駆け出して本当に良かったです。

経験はやはり買えないなぁ、と改めて思いました。

お店に来てくれた人たちの笑顔とか、お話する時間は貴重でした。

作品に興味を持ってもらえて、コメントをいただけること。

そしてブリスベンの人たち、みんなオープンにめちゃくちゃ褒めてくれるんですTT

「この作品素敵だわ」
「これ、大好き!」
「あなたの作品は全て美しい!」
「才能あるわぁ〜」

本当にこんなふうに心から言ってくれるんです。
超優しい。本当にありがたいです。自信くれます♡

頑張ったから味わえた気持ちがたくさんありましたし、このイベントを通して広がった縁と経験がまたさらにこの先を楽しくしてくれそうです。

 

その後、延期を乗り越え開催されたマーケットも大成功でした。

アットホームな雰囲気のなか、いい人、お客さんたちに囲まれて、本当に幸せでした。

昨日の朝、私の大好きなマーケット、ブリスベンのSouth bank Collective Marketから、出店審査の結果が届きました。

やったあ、通ってる!!

飛び跳ねました。これからも大好きなことから、楽しいことがたくさん広がって行けばいいなと思う毎日です。

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

TAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する