日本の春は桜。オーストラリアの春はマグパイアタック。
毎年、8月~11月頃、マグパイの繁殖期に、卵やひなを守るための防衛本能で近づくものを敵みなして攻撃してきます。歩行者やランナーのほか、特に自転車に乗っている人が狙われやすい傾向があります。
5年前の映像になりますが、少年がマグパイアタックを受けているこの映像は、SNSでも頻繁に流れていたので見かけた方もいるかもしれません。
私の息子も昨年、自転車に乗っている時にマグパイアタックを受けました。
急襲してきて「あっ!」と思う間もなく、突撃。幸いヘルメットにかすった程度でしたが、その後も執拗に追いかけてこようとしていました。すぐに私は息子とマグパイの間に立ち、顔面防御用に来ていたジャケットを脱いで片手に持ち、マグパイと向かい合うように後ずさりして移動しました。
マグパイも何度か攻撃するそぶりをみせましたが、何とか事なきを得ました。
ひどい場合は、顔面や目、耳をくちばしで突いてきたりして大けがをすることもあります。
ちなみに、自転車のヘルメットとかで、とげとげを付けている人をみかけることがあると思います。あれは、イキっているわけではなくマグパイ対策なのです。
マグパイアタックをけてしまったら・・・
●顔と目を保護する
最も危険なのは目を突かれることです。手に持っているカバンや帽子、上着などで頭から顔にかけてを覆って保護してください。
●落ち着いてその場を離れる
パニックになって走ったり、大声を上げたり、手を振り回すと、マグパイは「脅威が増した」と判断して攻撃を激化させます。落ち着いてその場を離れます・・・というアドバイスは多いのですが、実際攻撃を受けると、落ち着いているのが難しいです。
マグパイから目をそらさない(直視しながら退避する)
マグパイは基本的に「背後や死角」から襲ってくる習性があります。身体は離れる方向に向けつつも、顔はマグパイのほうに向けて、視界に捉えながら後ろずさりするように移動すると攻撃をためらうそうです。実際に私もこの方法を取り、成功しています。
巣の場所が変わらない限り、繁殖期間中は同じ場所でマグパイ攻撃を受ける可能性があるので、一度攻撃された場所は避けるようにしたほうがいいでしょう。
マグパイアタックが発生した場所は、Magpie Alart等のウェブサイトで確認ができます。