ロストバゲージに遭ってしまいました!!

もう2023年の1月も半分過ぎてしまいましたね! 皆さん、クリスマスとお正月はどのように過ごされましたか?

「初めてオーストラリアで過ごしました!」という方もおられると思います。日本とは違う季節になるので少し変な感じですが、現在は暦は”夏”となるので、是非夏のオーストラリアを楽しんでくださいね〜。

私は3年ぶりに、年末年始に日本に帰国していました。そしてシドニーからメルボルンの乗り継ぎの時になんと初めての「ロストバゲージ(空港での荷物紛失)」に遭ってしまったので、今日はその話をシェアしたいと思います。

ロストバゲージに遭いましたって話、実はよく聞きます。私の友人も何人か遭ってますし、留学生からもそのようなお話を年に数回聞きます。ただ自分の身に起きないとあまり実感できないものだな、と思いました。

そして特にコロナパンデミック後の航空業界の人員不足で、現在以前よりもよく起きていると聞きますので、「明日は我が身」と少しは身を引き締めておいたほうがいいかなと思います。その時はいきなりやってきます。(笑)

起きてしまったらどうしたらいいの?

どれだけ待っても自分の荷物が流れてこない場合は、荷物受け取りのターンテーブルの近くにあるカウンターに行き、受付の方にその旨を伝えます。

ケースナンバーが書いた控えのようなものを渡してくれるので、基本的には連絡を待つことになるかと思います。電話番号も聞かれるので、ご自身の繋がる電話番号をお手元にご準備ください。

また電話がかかってこなかった場合に備えて、こちらからの連絡先も聞いておかれることもお薦めします。私の場合は、次の便で届くだろう、と言われていたのに、結局2日間見つからず、見つかるまでは先方からの連絡はありませんでした。
また万が一カウンターがない場合は、お電話で航空会社にお問い合わせください。

私の場合は見つかるまでに2日かかりましたが、2日は平均的な長さだそうです。長い人だと1週間やそれ以上かかる場合もあるようです。

また見つかる可能性は高いようですが、最終的に見つからなかった、ということもあるので、海外旅行保険などでいくらか保証がされる場合もありますので、加入しておくといいかもしれません。
※カバー出来るのか、いくら位の保証があるのかは、保険会社や申し込みプランによって変わります。ご自身で保険担当者までご確認ください。

また、荷物が届かない間にどうしても必要な生活用品がある場合は、いくらかお金を出してくれる可能性があるようですので、こちらは受付で聞いてみるか、受付でわからなければ、航空会社に問い合わせされることをお薦めします。

私の場合はメルボルンで起きたのでほとんど家にあったので買う必要はなかったですが、留学生が日本からオーストラリアに到着してすぐに遭ってしまった場合は、購入の必要も出てくると思いますので、申請の必要性も考えて、レシートなどは必ず入手しておきましょう。

起きることを想定しての備えは?

今回は私はまったく予測してなかったので、見つからなかったらどうしよう…とかなり不安でした。備えとしてできることをご案内しますので、是非留学の準備段階で頭にいれておいてくださいね!

・失くされたくない貴重品や高価なものは出来るだけ入れない!
今回大事にしているカメラが入っていてそれが一番心配でした。今後はどんなに邪魔でも必ず手荷物にいれようと心に誓いました!あと普段使っているメイク用品もたくさん入れていて、2日間不便でした。

・現金は絶対入れない!
これは私の話ではないですが、私の友達がロストバゲージに遭った時に10万近くのお金をスーツケースに入れていて、かなりパニックになってました。現金は必ず入れないように! そしてスーツケースに鍵をかけることも忘れずに。

・バッグの特徴や中に入っているものを覚えておく
届け出をする時に必ず色や大きさ、バッグのブランドなどを聞かれます。私はブランド名を覚えてなかったのですが、購入した時に撮った写真があったので役に立ちました。

詳しい詳細があったほうが見つかりやすいですし、ネームタグなどついていたほうが役に立つと思います。また万が一見つからなかった時に保険会社で紛失を届けを出して、いくらか戻ってくるかもしれないので、入っているものをある程度メモ書きしておくといいかと思います。

・到着地がお住まいの都市でない場合は、最低限の生活用品は手荷物にいれておく
到着地に自宅などの家がない場合は、下着や着替え、お風呂用品、化粧道具、コンタクト用品などが最低数日分でも手荷物に入っていれば助かると思います。

私は今回自分の居住地で起こりましたが、これがどこかホリデー場所で起こったら…と考えたら完全に2日間モノ不足でした。

液体は各100ml(g)以下の容器に入った液体物で、全部で容量1リットル以下の場合は持ち込みができますので、サンプル用のものや、小さい容器に入ったものを手荷物にいれておくと、いざという時に使えるかもしれません。

・出来るだけ安全性の高い航空会社を選ぶ。一番は直行便のJALです
今回私はQantasを利用していて、本当は羽田ーメルボルンの直行便で戻る予定でしたが、去年10月就航予定だった羽田ーメルボルンの就航がなくなってしまった為、今回シドニー経由になってしまい、ロストバゲージにも遭ってしまいました。

一番の安心は、日本以外の国で経由をしないことです。経由が多いとそれだけリクスは高まります。そして、それがオーストラリア以外の他国になると見るかる可能性も少なくなったり、見つかるまでにもっと時間がかかったりもします。

特に最近はローコストエアラインの国際線はいろんなところで飛んでいて安いですが、Jetstarを含むローコストエアラインを使用すると、ロストバゲージだけでなく、フライトキャンセルや遅延の可能性も数倍高まり、結果的にとても高くついた、、なんてこともあります。

一番安心なのは直行便。メルボルンであれば羽田ーメルボルン便、JALでの渡航をお薦めします!!

もちろん起きる確率はそんなには多くはないとは思いますが、起きた時にもパニックにならないように、お伝えした点を心に留めながら、留学のご準備をしてくださいね♪

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する