
まずはどんなところなのか、潜入してみました。図書館の会議室に集まっていたのは30名程度の、移民や留学生の人たち。何人かのボランティアの指導で、テーマを決めて小さなグループや隣の人と会話をするように促してくれます。今回私の隣にいたのは、ベトナムのホーチミンシティーから来ていた女性。
このようなサークルでは誰も英語を直してはくれないので、英語の上達にはつながりません。しかし、世界各国からオーストラリアにやってきた多くの人と出会えたり、その人たちのびっくりするような人生を聞くことができ、異文化経験としてはとても勉強になります。中には難民としてボートに揺られてオーストラリアに漂着した人たちもいるとのこと。そんな方々と話をし、いかに日本という国が恵まれてきていて、そのおかげで弱々しい社会になってしまったかを思い知るのにもいい機会だなと思いました。