学校卒業した人のために、図書館で英語サークル

語学学校を卒業すると、なかなか新しい友だちと出会うチャンスがありません。英語を話す機会もだんだん減っていくと、英語力の維持をどうしていくかが、ワーキングホリデーの方たちの新たな悩みになります。そんなとき、図書館などで開催されている、無料の英語サークルに参加してみるのはいかがでしょうか。
IMG_0865
まずはどんなところなのか、潜入してみました。図書館の会議室に集まっていたのは30名程度の、移民や留学生の人たち。何人かのボランティアの指導で、テーマを決めて小さなグループや隣の人と会話をするように促してくれます。今回私の隣にいたのは、ベトナムのホーチミンシティーから来ていた女性。

このようなサークルでは誰も英語を直してはくれないので、英語の上達にはつながりません。しかし、世界各国からオーストラリアにやってきた多くの人と出会えたり、その人たちのびっくりするような人生を聞くことができ、異文化経験としてはとても勉強になります。中には難民としてボートに揺られてオーストラリアに漂着した人たちもいるとのこと。そんな方々と話をし、いかに日本という国が恵まれてきていて、そのおかげで弱々しい社会になってしまったかを思い知るのにもいい機会だなと思いました。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中