川崎宗則選手から学ぶ、英語学習のマインドセット

こんにちは。アデレード支店の横山です。

早速ですが、まずはこちらの動画をご覧ください。


彼はメジャーリーグで活躍する日本人選手、川崎宗則選手です。
ものすごい歓声ですよね!どれだけアメリカで愛されているかがわかります。
しかし、彼はイチロー選手のような実績を残しておらず、ましてやマイナーリーグとメジャーリーグを行ったり来たりするような選手生活を送っているのです。ではなぜこんな大声援を受けているのでしょうか?その秘密は彼のキャラクターにあります。


彼は相手の言っていることもほとんど分かっていない様子ですが、片言の英語とボディーランゲージで無理やり押し切っています。笑
このように川崎選手は完璧な英語を話せなくても、持ち前のキャラクターで積極的にコミュニケーションを取った結果、ムードメーカーとして愛される存在になったようです。
川崎選手は野球だけではなく英語の学習も真剣に取り組んでいて、なんと日本語のインタビューに英語で答えるほど徹底して英語を使っていたそうです。


リポーター「日本語で一言お願いします!」
川崎選手「I don't speak Japanese, here is Canada!
ってめちゃくちゃかっこよくないですか?

これほど徹底していた川崎選手ですが、2016年、アメリカ滞在5年目のビデオがこちら。

やはりかなり英語うまくなってますよね。リスニングも問題ないし、冗談だって交えるほどの会話力も身についています。すごい。

そして最後、僕が一番好きな川崎選手の動画がこちら。

「環境のせいにする奴はクソ。英語が話せなければ日本語を覚えさせればいい」
んーさすがですね。笑 「日本語を覚えさせる」という発想は本当に川崎選手らしい。

僕は川崎選手の明るさや考え方にすごく魅了されていて、尊敬する人の一人なのですが、この人の姿勢から留学、英語学習において学べることがいくつかあると思うんです。

環境のせいにしない!

まさにこれは大切だと思います。留学先が全て自分の想像通りで文句のない環境であることってなかなかないと思いますが、その環境は自分の働きかけ次第で変わる!そんなことを川崎選手に再認識させられました。

徹底すること!

「ここはカナダだから英語しか話さない!」っていうように徹底するのは難しいですが、そこまでの強い意志で英語の学習に取り組めれば必ず語学力も飛躍するんだろうなって思います。
そのほかにも、「毎日英語のニュースを読む」とか、「日本語での情報収集をやめる」といったような形でも、何かを徹底することは大きな意味がありそうです。

萎縮しないこと!

川崎選手は英語が話せないことも全く気にせず、積極的に英語を使ってコミュニケーションを取ろうする姿勢が、かえって外国人からウケ、愛されているように、多少の英語のミスなんか気にしなくてもいい。それよりも笑顔とかユーモアとかパッションとかが人の心を掴むんだろうなって、改めて思います。こうして話していれば自然と会話力もつくだろうし、やっぱりミスを恐れて萎縮してしまうことはよくないんですよねー。


しかし、実際、これらが大事なことはすごくわかっていても、いざ行動にするのはなかなか難しいですよね。。。僕もこの中で自信を持ってできていると言えるのは環境のせいにしないことくらいで、後の2つに関してはまだまだ改善の余地があると考えています。

有名なバイリンガールのちかさんも川崎選手について語っているので、興味がある方はこちらもぜひ見てみてください!



横山 悠樹 / Yokoyama Yuki

神奈川県横浜市出身。
日本の大学に在籍する3年生で、現在はアデレード大学にて1年間の交換留学中です。
この留学生活では、もともと目立ちたがり屋で、うるさいタイプだった自分が、
一年間の浪人で完全に人が変わり、人見知り、根暗、話しかけにくいと言われるようになってしまったので、
そんな自分を変えるべく、たくさんの人とコミュニケーションを取ることを意識して過ごしています。このカウンセラーに質問する