車の運転はカンガルーにご注意を!

オーストラリアのカントリーサイドを車で走行する時の注意点。
それは「カンガルー」(とワラビー) 。

オーストラリアには、カンガルーは約5千万頭。
オーストラリアの人口は、約2千3百万人。

カンガルーは人間の2倍以上生息しており、カンガルーに関連した車の事故も後を絶ちません。

カンガルーは昼間はこんな写真の感じでのっそりしていますが、やつらは夕方から夜にかけて、そして早朝に動きだします。

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カンガルーに接触してしまうこともありますが、カンガルーを避けようとして事故を起こしてしまうケースもあります。

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カンガルー生息地域では、こんな感じで、看板が立っていますので、特に運転には注意して下さい。

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by Bloody Nick

ちなみに、オーストラリアでは、車の前に、ごっついバーが取り付けられているのをご覧になったことがあるかと思います。これは、bullbar, roo barと呼ばれ、カンガルー等とのクラッシュから車や乗員を守る役割を果たしています。自分たちは勝手に「カンガルーよけ」なんて読んでますが、「カンガルーよけ」って日本語訳は正しいのかな(^_^;)

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幸い私はまだ運転中にカンガルーに遭遇したことはないのですが、遭遇してしまった時はどうすればいいか。カンガルーは突然方向転換をしたりして、予測がつかない方向に飛び出してきます。

そのため、

・スピードを緩める。
・ハンドルを真っ直ぐの状態でブレーキをかけ、ハンドルを急にきったりしない。

ことが回避方法になります。スピードが緩い状態でカンガルーにぶつかったとしても、車の修理は必要になるかもしれませんが、命がなくなる可能性は低くなります。

ただ、一番の回避方法は、なるべく夕方から夜、そして早朝に運転をしないことです。

でも、せっかくオーストラリアに来たのでしたら、カンガルーには十分ご注意頂き、真っ直ぐな道と広大な大地が続くオーストラリアのカントリーサイドを堪能して下さい(^^)/

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坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する