オーストラリア現地で就職活動

先日オーストラリアに滞在されているお客様から「現地の有効な就職活動」についてお問い合わせいただきました。同じような方もいらっしゃるかもしれないので、本日はブログでご紹介します。
職歴をお持ちの方の場合、クリアすべき課題は「ビザ」と「就職先」の2つになります。(オーストラリアで就職する上で職歴は非常に重要です。)

ビザについては、その方の職種、職歴、就職先がビザサポートをしてくれるかどうかなど、希望する企業と直接確認しながら進める必要があるため、今回は「お仕事探し」のみに触れます。

前提としてオーストラリアには日本のリクナビやマイナビのような就職サイトのようなものはなく、自分から行きたい会社を探して採用ページに行くというのが主流です。
ただし、近年オーストラリアで最も多い企業数が掲載されており、就職活動に有効とされているのがLinkedIn(サイトはコチラ)になります。

LinkedInとは、2003年5月にサービスを開始した世界最大級のビジネス特化型SNS。簡単にいうと、Facebookのビジネス版のようなものです。
主に下記のようなことができます。

①自分の持っているスキル・経験を整理、可視化できる
②ビジネス上の自己紹介ツールとして使える=履歴書代わりになる
③ビジネスに特化して自分のつながりが作れる
④企業の情報や仕事に役立つ情報が収集できる


また、2つの機能があり、「就職・転職サイトのような求人機能」と「自分からアプローチする方法」があります。前者は日本でもよくある機能だと思いますが、後者では、自分の持っているスキルと似たようなスキルを持つ人や企業を探してコンタクトを取る、ということが可能です。

Linkedinを有効活用するためには、まず自分のプロフィール(特に職務経歴)を充実させることが大切です。
特にエンジニアなどの方は、スキル面についてできるだけ具体的に記載してくださいね。
また、直近の仕事については特に詳しく記述しましょう。

就職エージェントとして、マイケルペイジやロバートウォルターズなどもありますが、まずはLinkedinからスタートするのがよいと思います。
また、日本語も活かしたいということであれば、スタッフソリューションオーストラリアも活用してみてください。

泉 紗矢香 / Sayaka Izumi

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 M144)。ゴールドコースト在住。大学在学中に留学を経験し、新卒で楽天株式会社に入社。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアを飛び回る。仕事を通して自身の留学が人生や将来の仕事を考える大きなきっかけになったことを再認識し、「より多くの人が、留学を通して英語力を磨き、視野を広げ、豊かな人生を送れるようサポートしたい」という思いから、留学業界へ転職。