就職に必要なスキル

先日参加したシドニー工科大学専門学校インサーチのワークショップで、「就職に必要なスキル」についてのお話がありました。なかなか興味深かったので、ご紹介しますね!


オーストラリアを含む海外の多くの国では、日本のように新卒社員に対してしっかりとした研修をし、一から仕事の基礎を教えてくれるという場がないため、大学を卒業し就職活動をする時には「最低限のお仕事スキル」や「社会人スキル」を身に着けておくことが重要です。

それでは、今海外ではどんなスキルがある学生が求められているのでしょうか?

ワークショップでは、「従来のビジネススキル(お仕事ですぐに使える学校での勉強内容)だけでなく、ソフトスキルが必要」という事で、具体的には下記のスキルが必要と言われていました。

・Creativity(創造性)
・Adaptability(適応性)
・Sense of social responsibility(責任感)
・Flexibility(柔軟性)
・Nimbleness(敏捷性)
・Responsiveness(応答性)
・Collaboration(コラボレーション力)
・Communication(コミュニケーション力)
・Critical thinking(批判的思考)
・Problem solving(問題解決力)
・Analysis(分析力)
・Ability to work in the group(グループで働く力)

上記は数名のスタッフからの解答だったのですが、言葉は違っても要求されるスキルは被っていますね。

これはオーストラリアで必要とされているスキルですが、海外の方ともお仕事をするチャンスが有る、これから日本で就職活動をする方にも有利になるスキルだと思います。

留学をすると日本にいたら経験しなかったような驚きの出来事がたくさんありますので、自然と「適応性」、「柔軟性」、「コミュニケーション力」、「批判的思考」、「問題解決力」などが身につけられます。どうやったらスキルが付くかわからない方は、是非留学にチャレンジしてみて下さいね笑


UTS Insearch 「jobs of the future」より

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する