日本学生支援機構 海外進学者対象の給付型奨学金の実績

日本学生支援機構(JASSO)は毎年海外の大学・大学院進学者を対象とした給付型の奨学金「海外留学支援制度」の募集をしており、オーストラリアの進学者も対象となっています。

支給額はこちらのようになっています。
学部学位取得型 【月額】5万9千円~11万8000円
【授業料】年間最大250万円
【期間】原則4年
大学院学位取得型 【月額】8万9千円~14万8千円
【授業料】年間最大250万円
【期間】修士:2年 博士:原則3年

かなりのサポートを受けることができる海外留学支援制度奨学金、過去の採用実績をご紹介いたします。

奨学金への応募条件等の詳細は「日本学生支援機構 海外大学・大学院進学者対象の給付型奨学金」をご参照ください。

学部学位取得型奨学金

【応募者数と採用者数】
募集年度 応募者数 採用者数
2018年度募集 110名 45名
2019年度募集 149名 45名
2020年度募集 207名 45名
【2020年度募集の留学先内訳】
応募者数が多い順に記載します。
留学先 応募者数 採用者数
アメリカ 93名 27名
イギリス 39名 5名
オーストラリア 26名 4名
カナダ 21名 3名
マレーシア 7名 0名
シンガポール 4名 3名
オランダ 4名 0名
その他、アイルランド、ドイツ、イタリア、中国、韓国等々への進学者の応募もあります。

大学院学位取得型奨学金

【応募者数と採用者数】
募集年度 応募者数 採用者数
2018年度募集 354名 88名
2019年度募集 244名 95名
2020年度募集 239名 93名
【2020年度募集の留学先内訳】
大学院の国別応募者数が出ていないので、国別採用者数順にご紹介いたします。
留学先 採用者数
アメリカ 33名
イギリス 29名
フランス 9名
スイス 3名
オランダ・ドイツ・カナダ 各3名
オーストラリア・スペイン 各2名
オーストリア・スウェーデン・デンマーク・ベルギー・シンガポール 各1名

日本学生支援機構の奨学金を狙いたい方は、書類の準備等が大変ですので早め早めの準備をすることがお勧めです!

奨学金実績の情報は、日本学生支援機構のプレスリリースからの情報を参考にしております。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する