日本で浸透しているけれど英語圏で伝わらない単語シリーズ①

本日は、日本で浸透している英単語で、実は英語ネイティブには伝わらないシリーズをお送りします。

★マンツーマン(Man to Man)
日本では、マンツーマンレッスンやなど、一対一の意味で使いますが、英語では1 on 1(One on one)と言います。
英語圏でマンツーマンというとスポーツでいう人対人のディフェンスのような対決感が出る表現になるので、ご注意ください。笑

★ビップ(VIP)
日本ではよくビップ待遇とか言ったりしますが、英語ではブイ・アイ・ピーと言います。
英語では単語を省略することはありますが(例:influenza ⇒ flu)、頭文字を取って省略するときはそれぞれのローマ字を読むことが多いです。

★プライベート
私生活のことをプライベートとよく言いますが、英語ではあえて言うなら、パーソナルライフ(Personal life)と言います。
プライベートライフという言葉自体、英語圏で使いませんが、仮に相手に「プライベートはどうしてるの?」と聞くと、相手は「どんな秘密の生活してるの?」と聞かれている気分になります。笑

★コーデ
ファッションで、今日のコーデ!と表現したりしますが、これも実は通じません。
インスタなどでも「Today’s code 」と表現されていることもありますが、ネイティブからすると「???」となります。コーディネートという単語自体「調整する」という意味なので、服を調整するとは言いませんよね。
日本のファッションコーディネートをあえて英語で表現するとoutfit、setupになります。
「今日のコーデ」と言いたい場合は、Today’s outfitを使ってみてください^^

★マッチングアプリ
婚活や出会いに使うサービスをマッチングアプリと言ったりしますが、これも英語ではデーティングアプリ(デーティング:Dating)と言います。
matchには、単語の通り、たんに”マッチする(合う)”という意味しかないので、ネイティブからするとMatching what?(何とマッチするの?)となります。

いかがでしたでしょうか。
また、第二弾以降もご紹介していきたいと思います^^★

泉 紗矢香 / Sayaka Izumi

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 M144)。ゴールドコースト在住。大学在学中に留学を経験し、新卒で楽天株式会社に入社。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアを飛び回る。仕事を通して自身の留学が人生や将来の仕事を考える大きなきっかけになったことを再認識し、「より多くの人が、留学を通して英語力を磨き、視野を広げ、豊かな人生を送れるようサポートしたい」という思いから、留学業界へ転職。このカウンセラーに質問する