それは「日本語って何?」という素朴な疑問。。。
その時に答えに詰まる日本人。
日本語についてを考えたことなんて今までにない。。。
学校に行っているとクラスメートから「日本語って3つの種類があるんでしょ!?」なんて聞かれることもあると思います。
確かに日本語ネイティブ以外の人からしてみたら不思議です。特に3種類の文字を使っている言語は日本語だけです。
・そもそも3つの種類ってなんであるの?(漢字・ひらがな・カタカナ)
・漢字はアートだ!(タトゥーで漢字入れている人多いです)
・ニュアンスの言葉が多い(お疲れ様です!よろしくお願いします!こんな曖昧な表現は英語にはない。)
・尊敬語、謙譲語、丁寧語とか意味不明(他の言語でも丁寧な言葉はあるがそこまで厳密に分かれていない)
・文末の言葉の違いが難しい(そうだね、そうだよね、そうですよ、そうですよね、全て捉えられ方が違う)
・日本語英語がある(サラリーマン、車のウインカー、ワンピース、コンセント・・・)
・数の数え方多過ぎる(一本、一冊、一枚、一匹、一歩・・・)
などなど。。。日本語にはたくさんのルールがあるんです。
さて、今回は日本語には3つのキャラクターの成り立ちと役割についてを書きたいと思います。
外国に住む日本人として知っていて損はないと思うので、是非知識としてインプットしてみてください!
【3つの文字の成り立ち】※今回の成り立ちはわかりやすいようにざっくりとお伝えします。万葉仮名等は省きますね!
古代中国から「漢字」というものが日本に伝わりました。
その後もっと漢字を簡単に書きたいということで「ひらがな・カタカナ」が作られました。
「ひらがな」は平安時代に女性が和歌を書くときに作られ、
「カタカナ」は僧侶がお経を書き写す際に、漢字の一部を生かして作られました。
現在では、
漢字は原則「自立語」(名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞など)
ひらがなは「付属語」(助詞・助動詞・接頭語・接尾語など)や用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用語尾の部分
カタカナは「外来語・擬音語・擬態語」
を示す際に使われています。
私はいつも説明するときに「メインは漢字とひらがなで、カタカナは外来語で使うくらいだよ」と伝えています。
英語を勉強しに行っているのになぜ日本語に関しての知識が必要なんだ?と思われるかもしれないのですが、
英語の語学学校でも出身国についてみんなに説明してみましょう、というコミュニケーションクラスがあることがあります。
常に「これはペンです」「駅はどこですか?」といったような問題をやるばかりではありません。
もちろん簡単な文を作るクラスもありますが、クラスのレベルが上がるにつれて、そのようなものばかりではなくなります。
何をやるのかというと、「事象を説明する」ということです。
私が以前在籍していた語学学校ではこんな説明をするコミュニケーションクラスがありました。
・日本の場所が世界のどこにあるか説明してください
・日本の伝統的な音楽を説明してください
・日本語の3種類の文字の使い分けはどうしているか説明してください
・日本の特徴的な食べ物を説明してください
・日本の日本の教育制度を説明してください(どこまでが義務教育で何歳まで通うのか?)
・日本の社会人の休みは2週間って本当ですか?
予備知識がないと話せない内容になります。
もはや日本語で説明できるかも怪しい・・・ましてや英語で話さないといけないとなると・・・汗
その当時、私は全部を的確に答えることができませんでした。
母国のことをこんなにも知らないなんて・・・とちょっと悔しい気持ちでした。
海外に住んでいると日本のことを知りたくなるといいますが、私もそう感じた一人です。
コミュニケーションをするにおいて、知識が増えると会話の引き出しが増えるのでよりたくさん人と話をすることができます!
留学に行かれるみなさんは、是非日本の文化について少し学んでいくことをオススメします!
★おまけ★
私のオーストラリア人の友達が今年日本に旅行に行くということで、日本語を勉強していました!(ちょっと嬉しい★)
「見てこれ!日本語って超クールだね!スーパーエキサイティングだよ!でも君は日本語が難しいことを事前に伝えるべきだね!あはっ」っていうメールとともに日本語練習帳を写メで送ってきました。
その友達がひらがなを書いた?描いた?結果がこれです。かわいい。笑
