人生初、IELTSを受けてみた(反面教師になります)

こんにちは。アデレード支店の板垣です。

オーストラリアの大学や専門学校へ入学するための英語条件として利用されるIELTS。オーストラリア留学を考えていらっしゃる方なら、ご存知の方も多いはず。IELTSをご存知ない方はこちらの記事をご覧ください。

さて、オーストラリアの大学を卒業しているにも関わらず、実は今まで1度もIELTSを受験したことがなかった私。周りからも「IELTS受けたことないなんて!」みたいな言葉を何度かかけられました(笑)

私は[語学学校→専門学校→大学]のパッケージプランでの留学だったので、IELTSを受ける必要がなかったんです。

英語のテストなしでも留学できるんだ〜と思われる方が多いと思いますが、絶対にIELTSを受けておいたほうがいいです!パッケージで留学するとしても、IELTSを留学前と留学してる間に受けておいた方がいいです!!(大切なことなので2回言いました)

理由は自分のリスニング、ライティング、リーデングそしてスピーキングのレベルをしっかりと知ることができるからです。自分の英語力をまず把握していないと、どこをどう伸ばせばいいのかも分からないと思うので、自分の英語力を把握するのはとっても大切なことです。

留学をスタートする前にしろ、している間にしろ、IELTSを受けておけば自分の英語力で何が足りず、そこをどう伸ばすのかを把握出来ていたと思うので、今よりももっと英語力が伸びていたんだろうな〜と後悔しています(T_T)


これから留学を始める方たちには私を反面教師にして、どのようなプランで留学をスタートするにしろ、是非IELTSを受けておいて欲しいと自分の経験から思います。




というわけで、今更感が否めませんが、IELTSを受験してみました(^o^)

勉強期間は2週間で、教材はこちらの1冊のテキストだけです。IELTSの過去問4回分が載っています。2週間、お仕事の前と後は毎日図書館に行って、ひたすらこの問題集を繰り返しました(同じ問題が出ますようにと祈りながら)




試験会場は、南オーストラリア大学の東キャンパスです。たくさんの留学生の方たちが受験されに来てましたよ。




本番は全く手応えがなく、本気で落ちこみ、家に着いた瞬間次の試験はいつかと確認する程でした。次回の試験を申し込みはしなかったものの、新しい教科書は購入しました(笑)

IELTSを受験してみての反省点が幾つかあります。



1.過去問を解いている時から、時間設定をするべきだった。

私は過去問を解いている時は、割と丁寧にゆっくりと解いていたので、本番の時間の無さにかなり焦ってしまいました。全ての問題に回答したものの、余裕がまったくありませんでした。特にリーディングのセクション4の長文は、難しい単語もたくさん出てくるので、本番でもやはり時間がかかりました。


しっかり時間設定をして、過去問を解いている人が大半だとは思いますが、私のようにのんびり過去問を解いている人がいたら、本番の時間設定で素早く問題を解く練習もするべきと伝えたいです。



2.英語以外の知識が不足

私の個人的な見解ですが、IELTSで高得点をとるには、英語だけ得意でも難しいと思いました。理由はリスニングとスピーキングのトピックがとても幅広いからです。

過去問を解いているときからそうだったのですが、リスニングのトピックがビジネスだと私は高得点をとる傾向にありました。聞き慣れている単語も多く、話している内容もスッと頭に入ってくるからです。

逆に、トピックが環境や建築などについてだと高得点をとりづらいです(本番は建築についてでした)。

そしてスピーキングに関しては、出されたトピックについて会話をしなければならないので、知識が必要だと痛感しました。私のスピーキングのトピックは歴史についてだったので、内心「話すことがない...やばい...」とかなり焦り、頭をフル回転させて第二次世界大戦のことを話しました。


リスニングもスピーキングもそこまで深い知識は必要ないとは思いますが、本を読んでたくさんの知識を増やすことが大切だと思います。そうするとどんなトピックでも聞き取りやすいし話しやすくなると私は思いました。


これからIELTSを受けてみようかなと思っている方は、是非私のこの経験を反面教師にして、IELTS対策をしてみてください!



結果は試験から13日後に発表されます。私はショートメールで通知されるように設定したので、朝携帯が鳴った瞬間飛び起きて画面をチェック。


結果、オーバオール6.5でした。
ライティング:6.5
リーディング:6.5
リスニング:6.0
スピーキング:6.5

私はリスニングが弱いことが分かったので、これからはリスニングに力を入れながら、英語学習に取り組んでいきたいと思います。そして本を読みます...。

一緒に受験した建築学部の友人は、オーバーオール8を獲得しました。彼女のスピーキングトピックも建築についてだったらしいです(^o^)私も本当はこのくらいの点数を取らなければならないんだろうな〜とまたまた反省。

日本に帰国する前までに、最低でも7を獲得できるようにこれからも英語学習を続けて行こう!と決意しました。このような目標ができたという意味でも、今回IELTSを受験してみてよかったなと思います。

板垣 詩織 / Shiori Itagaki

新潟県村上市出身。 高校2年次、オーストラリアへ2週間のホームステイに行くプログラムで初の海外を経験。 様々な国籍の方々と触れ合ったり、多様な文化の中で生活する厳しさや楽しさから、将来は海外で活躍する人になる!という漠然な夢だけ抱いて帰国。その後、更に英語の勉強に力を入れながらも、日本の大学の言語学部を目指しながら受験勉強に励んでいました。しかし、英語はただのコミュニケーション手段というだけであり、専門知識ではない!と思ったことから思い切って進路を変更。アデレードにある、南オーストラリア大学入学を目指すことになりました。 語学学校と専門学校を経て、南オーストラリア大学へ入学。2017年8月に、無事に南オーストラリア大学を卒業しました。

2017年1月からおよそ1年間、オーストラリア留学センター、アデレードオフィスにてインターンシップとして勤務。ブログを通してアデレードの良さを発信したり、夢を持ってアデレードへ留学にいらっしゃるお客様と出会い多少ながらアドバイスをさせていただいたりと、とても楽しみながら勤務させていただきました! 現在はインターンを終え、日本にて就職しています。このカウンセラーに質問する