こんにちは、シドニー支店アシスタントの豊泉です。
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「本気留学」のススメ

こんにちは、シドニー支店アシスタントの豊泉です。
先週末に大学生活最後の期末テストが終わり、同時に約3年半の大学生活も終わりました(全教科パス出来ていればですが…)。
今回のブログでは私がシドニーに滞在し感じた事、たくさんの現地学生や国際学生と机を並べて勉強し、自分自身が変化した事等について書かせていただきます。

さて、このブログを読んでくださっている方の殆どは、留学をお考えの方々、もしくは留学に来る直前の方々だと思います。という事で、シドニーに限らずオーストラリアに来られる方々すべてに僕なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。あくまでも、私なりの意見ですので、ご参考程度にお考えいただけたらと思います。

唐突ですが、私が留学中に掲げた三つのキーワードがあります。それは、覚悟、努力、そして理解です。


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まずは覚悟についてのお話。

こちらでお仕事をさせていただいていると、日本人の少ない環境を好まれたり、ヨーロピアンの多い学校を好まれる方々を多くお見かけします。これらは留学される方々の好みとして、それぞれのお考えがあると思います。しかし、私は自分が勉強すると決めた以上、周りの環境は関係ないと割り切っています。英語を勉強しようと思えば図書館に閉じこもりひたすら座学をするのもいいし、外に出てどこかの店員さん(洋服屋さん等)にしつこいくらい話しかけてもいい。実際に海外に出て勉強をするアドバンテージは学校だけにあるわけではありません。図書館で勉強している間に聞こえてくるアナウンスの声や、隣で話している学生の声もすべてが勉強のツールになり得る、そして、それはすべて皆様の行動次第で変わってきます。

私は覚悟が大切だと前述しておりますが、強い覚悟があれば意識が変わり、そして行動が変わっていきます。本気で留学を成功させたいと思っている方にはまず、強い覚悟を持って来豪される事をお勧め致します。

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次に努力について。

皆さんは日本に来ている留学生とお話しした事があるでしょうか?
私は日本の大学には通っていなかった為、日本で勉強している外国人留学生は数人しか知りません。共通して彼らと会話をして感じる事は、自分たちが留学生である事を理解している事と「生きる事」にしっかりと向き合い必死に今しかできない努力をしている事。例えば、私の通っていたマッコーリー大学で勉強しているミャンマーから来ている学生は、『僕の母国語は英語でもないし、オーストラリアにご飯を作ってくれる家族はいないけれど、それが理由で成績が低くなるわけでは無い』と断言していました。彼らは本気で努力し自分の未来の為、国の未来の為に、「今」という時間を投資しています。私たちの両親や祖父母が作り上げてきた先進国日本はこのような学生がたくさんいる国に追いつかれつつあります。努力をする先には成功があると信じて、人生の少しの時間を死に物狂いで努力される事を考えてみてはいかがでしょうか?

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三つ目の理解について。

覚悟、努力となんとも暑苦しい言葉(私は大好きですが)が続きましたが、最後は「理解」について。日本以外の国で育った方やインターナショナルスクールに通っていた方は当てはまりませんが、多くの日本で育った方々は外国の文化や外国人の常識に慣れて無いと思います。私なんかは、何も考えていなかったので、こちらに来て理解や調節するのにかなり時間がかかりました。多民族国家のオーストラリアはもちろん多文化国家であり、日常的にそれを感じることができます。世界は本当に色々な考えを持った人々で構築されています。それをすべて知り、全員に合わせるのは非常に困難ですし、そんな必要もありません。では代わりにどうするか?自分とは違うスタンダードを持つ人や物事を理解する事が一番の解決策だと思っております。例えば、グループワークのメンバーが連絡なしで一時間遅れてくるのも文化だと割り切り、余計なストレスを自分にかけ無い事はとても大事なスキルです。もちろん、守った方がいい自分のスタンダードはありますので、皆さんも是非柔軟性を持って、譲らないところと理解するところを区別してご自身の形を作り上げてください。

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僕はシドニーに滞在して、よく考える習慣が付き物事を表面だけで見て判断するという事をしなくなったように思います。これも多文化国家オーストラリアで生活し、勉強して来た事の成果だと思います。
最後になりますが、これは私が感じた事であり、皆様が同じように感じるとは限りませんので戯言程度に頭に入れておいてください。これからの国際社会で自分の活躍できる場所を作る基礎である皆様の「本気留学」を応援しています。

豊泉 皓平 / Kohei Toyoizumi

「シドニー、マッコーリー大学で応用財務学部に在籍しています。シドニー生活もいつの間にか5年目、現役大学生としての視点からの情報発信、アドバイスをさせて頂きます。海外での生活はどんな事でも常にチャレンジと隣り合わせ、留学生活終了時に”成長した”と思える様な留学を、勉強・生活面で支えていきます!」

※シドニー支店アシスタントとして、マッコーリー大学の最終学年にあたる2015年3月〜11月末まで勤務。ブログはその当時の内容となっています。その後は、大学を卒業し、現在は、日本でコンサルタントとして活躍中!