
Graduation Bearと呼ばれており、多くの大学で卒業クマさんがいます。
大学によってはクマだけでなく、Graduation KoalaやGraduation Ibis等、他の卒業動物さんがいたりもします。
そして、特定の名前がついていないものもあれば、メルボルン大学はBarry、オーストラリア国立大学はHugo等、名前がついているクマさんもいます。
ちなみに、メルボルン大学のBarryは、メルボルン大学の最初の学長であるSir Redmond Barryから取っています。オーストラリア国立大学は実はよくわかりません。
西オーストラリア大学は、Alfie, Harper Junior, Harper Senior, Harry, Hugo, Howard等、複数のクマキャラクターがいたりします。
ところでなぜ「クマ」なのでしょうか?
英語・日本語で調べてみたところ、古代から伝わる由緒正しき逸話があるわけではなく、自然発生的に広まってきた感じのようです。
・達成と献身の象徴
・成長と強さ
・安心感とノスタルジー
等々、クマさんは色々な意味合いがこめられるシンボルとして見られるようになり、節目節目の記念品や贈り物として好まれるようになってきた感じです。
テディベアの起源でもある、26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトの影響もあるような気がします。
大学によって卒業クマさんのデザインは違ったり、年度によってもクマさんのデザインが変わっていたりもするので、オーストラリアの大学のキャンパスへ行った際は見比べてみると面白いかもしれませんね。