「下村文部科学大臣の30万円奨学金を考える 其の一」で、大臣の「" /> 下村文部科学大臣の30万円奨学金を考える 其の二 - オーストラリア留学センター スタッフブログ

下村文部科学大臣の30万円奨学金を考える 其の二

前回のブログ「下村文部科学大臣の30万円奨学金を考える 其の一」で、大臣の「ギャップタームを活用して、海外に留学したい学生全員に奨学金を給付する」という発言を取り上げたところ、私のツイッター上で色々とご意見を頂きました。

「ギャップターム」という言葉は和製英語であり、「ギャップイヤー」を使うべきだ、というご意見もありますが、本ブログの目的は、言葉の使い方の是非を問うものではないので、下村文部科学大臣が使った「ギャップターム」をそのまま使用させて頂きます。

さて、今回のブログでは、30万円の奨学金が出れば、オーストラリア留学でどのようなことができるのかを考えていきます。

奨学金の対象が、学校の授業料のみなのか、生活費や航空券も含めた全てになるのかは、まだまだ構想段階かと思うのでわかりませんが、いくつか留学プランを考えてみようと思います。

為替の関係や、学校や関係機関の費用変更等による費用の変動、また生活費や航空券費用は大きくばらつきがでますので、ここで提示しております金額と大きくずれることもあるかと思いますが、ご了承下さい。

Kaplan International College Perth

合計30万円前後プラン

まずは、学費も生活費等も全て含めて30万円前後のプランです。

留学期間は2週間。

学校は、アットホームな環境で学べるゴールドコーストの、インフォーラム・エデュケーションの一般英語コース。初めての海外体験!!という方にお勧めです。

項目費用
学校費用933ドル(約9万3千円)
ホームステイ2週間費用865ドル(約8万7千円)
生活費約2万~4万円
観光ビザ取得費用約800円
航空券往復約10万円~15万円
留学保険約1万~1万5千円
合計約31万~39万円



学校費用30万円前後プラン

次にご紹介するのは、学校の費用が30万円前後となるプランです。

留学期間は8週間(2ヶ月)。

学校は、アクティビティが豊富で日本人率も少なめな、パースのカプラン・インターナショナル・カレッジの一般英語コース。勉強をしっかりしたい、でも、留学生活を楽しみたい!と、両得したい方にお勧めです!!

項目費用
学校費用3,310ドル(約33万円)
ホームステイ8週間費用2,360ドル(約24万円)
生活費約8万~12万円
観光ビザ取得費用約800円
航空券往復約10万円~15万円
留学保険約2万7千円~3万7千円
合計約78万~88万円
奨学金30万円の場合の自己負担分約48万~58万円


ちなみにパースでは、6週間以上語学学校へ通うと、交通機関で学割が適用されます。
通常料金(移動距離によって異なります)の約40%オフになるので、留学生のお財布に優しい街です。

バリスタ資格取得プラン

次にご紹介しますのは、バリスタの資格を取得するプランです。

留学期間は5週間。

カフェの街、メルボルンのインパクト・イングリッシュ・カレッジのバリスターコースです。何ヶ月も前からほぼ満席になる、超人気コース。バリスタに必要な知識はもちろん、接客で使う英語も学ぶことができます!!

項目費用
学校費用2,200ドル(約22万円)
ホームステイ5週間費用1,685ドル(約17万円)
生活費約5万~9万円
観光ビザ取得費用約800円
航空券往復約10万円~15万円
留学保険約1万6千円~2万円
合計約56万~65万円
奨学金30万円の場合の自己負担分約28万~35万円


このコースは、ワーキングホリデーの方が、オーストラリア滞在中のお仕事に役立てるために受講する方が多いです。コース受講には中級以上の英語力が必要で、英語力が中級以上に満たない場合は、同学校の一般英語コースでレベルアップしてから入学をする、といったプランとなります。また、開講日が決まっており人気のあるコースですので、開講日は別途お問合せ下さい。

J-SHINE資格取得プラン

日本でも小学校から英語教育を、と言われて久しいですが、日本での児童英語教授資格J-SHINE資格を取得のために、オーストラリアで学ぶ方も多くいます。こちらも、学校費用は30万円以内におさめることができそうです。

留学期間は7週間。

シドニーのインターナショナル・ハウス・シドニーの、J-SHINEコース(日本語版)を紹介します。

項目費用
学校費用2,740ドル(約27万円)
ホームステイ7週間費用2,286ドル(約23万円)
生活費約7万~11万円
観光ビザ取得費用約800円
航空券往復約10万円~15万円
留学保険約2万円~2万4千円
合計約69万~79万円
奨学金30万円の場合の自己負担分約39万~49万円


J-SHINE日本語版受講には、初中級以上の英語力が必要となります。また、英語で授業が行われるJ-SHINE英語版もあり、こちらは中級以上の英語力が必要です。J-SHINEコースは、開講日が決まっておりますので、ご興味のある方は別途お問合せ下さい。

大学付属で専門英語を学ぶプラン

最後にご紹介するのは、専門英語を学ぶプランです。

留学期間は5週間。

オーストラリアの名門、ブリスベンにあるクイーンズランド大学のキャンパス内にある、クイーンズランド大学付属英語学校では、ビジネス英語コース、ツーリズム&ホスピタリティ英語コース、上級コミュニケーションコース、といったような、専門コースも開講されています。さらに英語力に磨きをかけたい方にお勧めです!!

項目費用
学校費用2,100ドル(約21万円)
ホームステイ5週間費用1,610ドル(約16万円)
生活費約5万~9万円
観光ビザ取得費用約800円
航空券往復約10万円~15万円
留学保険約1万6円~2万円
合計約53万~63万円
奨学金30万円の場合の自己負担分約23万~33万円


専門英語コース入学には、中級以上の英語力が必要となります。開講日も決まっていますので、ご興味のある方は、別途お問合せ下さい!

 

全ての費用を30万円前後におさめて留学しようとすると、2週間くらいとなりますが、授業料を30万円前後にすると、色々な留学プランを考えることができます。もちろん、上記以外でも、お一人おひとりのご希望に沿った留学プランを考えていくことができます。ページ右上の「留学お問い合せはこちら」から、お気軽にお問合せ下さい1

下村文部科学大臣の「ギャップターム30万円奨学金」、ぜひとも実現させて、多くの方が海外に出るチャンスを得ることができればと願います。

ICTE-UQ Classroom

****費用に関してご注意事項****
・ご参考の日本円は、1ドル=100円換算としています。
・ホームステイは、平日朝晩の2食、休日朝昼晩の3食がつきます。
・ホームステイ費用の中には、到着時の空港ピックアップ費用も含まれています。
・特に生活費や航空券は、個人によって大きく異なりますので、あくまでも参考としてご覧下さい。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する