バリスタ直伝の方法で、ドリップコーヒを淹れてみる☕

先月、メルボルン市店にてヘッドバリスタの満吉雄太郎さんをお迎えして、バリスタセミナーを行いました。ここではバリスタになりたい人やカフェで働きたい人へのアドバイス、仕事の探し方などの情報をみんなで共有しました。

また事前に満吉さんにはドリップコーヒーキットをご準備頂き、満吉さんに美味しいドリップコーヒーの淹れ方を特別に教えてもらうコーナーも設けました。

みなさん、コーヒーが大好きな生徒さんが集まってくださったので、写真や動画も撮影したり、質問もたくさん飛び交う楽しい1時間のワークショップとなりました。

ここでは実際に、バリスタのさとみさんを助っ人にお迎えして、コーヒー豆を準備するところから、ドリップが終わるところまで見せていただきました。

今まで適当にドリップコーヒーを家で淹れていた私にとっては、知らないことも多く、目から鱗!の勉強会となりました。さっそく直伝の方法でおうちでドリップコーヒーを飲んでみましたので、レポートします!

まず、メルボルンですが、カフェで簡単にコーヒー豆が購入できます。私がいつも買うのが、Sensory Lab。 250グラムから購入することが出来、グラインダーをお持ちでなければ、お店で豆を挽いてくれます。

■今回用意したものはこれだけ!■
▲コーヒー用のポットにお湯は250グラム
▲コーヒー豆18グラム
▲グラインダー
▲計量器
▲計量スプーン
▲ドリッパー
▲木のスプーン

〜①水を測ってお湯を沸かす
予め250グラムを測ってポットにいれました。

〜②ハンドグラインダーで18グラムの豆を挽く
計量器を使って18グラムを計りましたが、次回用に計量スプーンでも測ると、下記の大さじ2杯もりもりくらいでちょうどでした。

〜③紙を蒸らす
ペーパーの場合は、まずは紙を蒸らす必要があるようです。その場合は蒸らす分だけお湯は多めにご準備ください。250グラムの中にはこの容量は含まれません。私は、ペーパーレスの金属フィルターを使っているのでこの作業は省きました。

〜④3回にわけてPour(お湯をいれる)
お湯は沸騰ちょっと前の92度。温度計がないので、沸騰手前で止めて注ぎました。

1回目:40グラムいれる

アジテーション(均一にコーヒーが行き渡るようにスプーンでかき混ぜる作業)を行う

ブルーミング(蒸らし)40秒

2回目:100グラムいれる

ブルーミング(蒸らし)1分20秒 ※水が下がってきて、コーヒーとお湯が同じくらいになった頃が目安

3回目:110グラムいれる

お湯がすべて落ちきるまで待つ

〜⑤出来上がり!

今回は、お湯を入れる際に計量器を使用しなかったので、最初少な目で残りに二回が残り半分半分といった感じで目分量にしましたが、いつもと違う薫り高いコーヒーを淹れることが出来ましたよ。

コーヒーを淹れるときの注意点としては、
*ドリッパーの角にお湯が触らないようにすること。コーヒーにお湯がかからないので、お湯のままおちてしまい薄まります。
*時計回りにお湯を回し入れること

だそうです!

簡単にコーヒー豆やドリッパーは手にはいるので、コーヒー好きな方は是非ご自身でドリップコーヒー淹れてみてくださいね。

今回セミナーをしてくれた満吉くんの留学ストーリーは下記より確認できます!
【体験談】ワーホリからトップバリスタへ〜コーヒーが繋ぐ物語〜《動画あり》

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する