こんにちは。
すっかり冬の澄んだ青空のパースです*
こちらは地元ではFreoと親しまれる、私も大好きなFremantleです。
初めて行く時こそは、わぁ!!観光地って感じで街だなぁ!と思うのですが、3回、4回と行き慣れてくると、街全体ののんびりした感じも味わえて、海も近く私にとっては、何だか安心する場所の1つでもあります。
さて本日はちょっと意味深な題名にしてしまったのですが、
日本と、海外の生活のちょっとした違いから、思いを馳せたことを少しだけ書きたいと思います。
突然ですが、オーストラリア以外の他の国に旅行で行っても思うのですが、日本ほど、素晴らしいトイレの設備ってないと思うんです。(本当に突然、すみません)
日本のトイレは冬でも温かいし、音姫も完備。
私は前職で東京の大きなビジネスビルというビルを営業で外回りしていた経験上からも思うのですが、音姫がついていない女子トイレは皆無でした。しかも音姫にも色々種類があって、音のボリュームも上げられたり、長さを調節できたり。
ちょっと古めかしいと思われる下町にあるビルでも、殆どついていました。(男子トイレまではちょっとさすがに把握していないのですが。)
よく考えれば、それは日本にある恥じらいの文化から来ているんだなぁと思うのです。
まず、「トイレの音が他の人に聞こえないほうが、いいはず!!」と思わない限り、生まれないと思うんですよね。
延長線上で思ったのは、やっぱり他者への配慮も行き過ぎず、バランスよく、が大事ということ。
留学をして、海外にいて国籍の違う、文化も違う人と触れ合う機会が多いと、
多くの人がぶつかる壁の1つが、多国籍のコミュニティで「自己主張」ができるか、だと思います。
実際にお客様で語学学校に通い始めたばかり、といった方々に多く聞かれる声かな、と思いますが、一番は英語力の自信のなさからくるものと感じます。
そこで、私の体験談。
大学時代にイギリスへ短期留学した際に出会ったとっても素敵な先生。
その先生との1対1のフィードバックときに言われて、今でも覚えている言葉です。
Don't be afraid to be the first one.
ー1番に自分の意見を言うことを恐れるなー
「12人のクラスメイトの中で、日本人が5人。でも誰一人、僕が質問をしたときに一番に答える子はいないよね?それは君たちが他者の意見をしっかり聞いてから答えようとする優しい生徒ばかりだとはわかっている。でもね、みんなは君たちの意見を実はきっと待っている。意見を中々言ってくれなくて本当は悲しいと思っているかもしれないよ。」
(上記内容を今でも覚えているのは、私が意味が分からないところを何度も何度も先生が説明してくださったからです。汗)
これは、授業の時にペアになったブラジル人の友達に、「どうしていつも私が話し始めるのを待っているの?」と聞かれてしまって、私自身がすごく辛いと思っていたときに先生が察して言ってくれた言葉でした。
今日はパースのトイレから、日本の音姫を思い出し、笑
つらつらと書いてしまいましたが、もし海外に来て、私と同じような壁にぶつかっている方、
これから海外へ来られる方で不安に思っている方にも、自信がなくても一回、勇気を出して1番先に自分の意見を言うことを恐れず、チャレンジしてほしいなと思います。
その一歩は、後々大きな一歩になります。
今でも中々できない瞬間はあるのですが、この言葉を思い出して、「あ、そうだ、待っていては行けない」と気をつけるようにしています。
ちょっと(かなり?)音姫からは拡大解釈しちゃいましたが、そんな私の初めての留学を思い出した今日この頃でした。
それでは皆様、よい週末をお過ごしくださいませ。
*Yoshirin*