オーストラリアで歯医者に行くと高い!!・・・のか?
先日、鏡を見ていると、前歯の隙間に少し茶色っぽくなっている部分を発見。
もしかして、、、虫歯かΣ(´Д`)!?
6年前の留学中に、親知らずを抜いたことがあるのですが、その時は700ドル(約6万6千円)・・・ホワイトインレーを入れると1,000ドルこえてくるって言われたしなぁ・・・。
ちなみに、日本でよく使われいる銀歯は、オーストラリアでは使われていません(銀歯のことをJapan Specialと呼んでいる歯医者がいました)。ほとんどが、ホワイトインレーでかぶせ物をします。
ああああ、どうしよう~でも、まだ痛くないし、傷は浅いうちに治したほうがいい!!ってことで、会社帰りの時間でも開いている、パースシティの歯医者を予約。
歯医者に行って、何か知らないうちに(というか、英語がわからなくて、とうのもあるのかも)、色々されて高額な費用を請求された話も聞くので、予約の時に、歯に使える保険に入っていないので、治療費は相談させて下さい、としっかり伝える。
さあ、いざ歯医者へ!!
by Rubyran
診察室に入ると、インド系の歯科衛生士さんと、おそらく中国系の女性の歯科医師さんが、笑顔で「Hi, how are you!?」
歯医者でドキドキしているので「I'm fine thank you」という英語の教科書ばりな返しはできず、「So far, OK」と、今のところ大丈夫と返答(^_^;)
とりあえず、前歯の虫歯らしきものの説明と、他に虫歯がないかチェック、そして、歯の掃除もお願いしたい、と伝える。だけど、何かする前に費用も教えてね、と念押し。
一通りチェックしてもらった後、歯は全く問題なく「Beautiful」と言われました。
よかった~ε= (*^o^*)
前歯も、虫歯ではなく、ステインだったようです。
確かに、コーヒーとかよく飲むからなぁ。
結構親切な歯医者さんで、今こういう状態だからこうしたほうがいいね、とか、レントゲン取って詳細調べるといくら、歯石取りするといくら、と一つ一つ値段もちゃんと説明してくれました。
そして、今回の歯医者にかかった費用はこちら。
診察:55ドル
レントゲン3箇所:45ドル x 3
歯石取り:95ドル
しめて、285ドル(約2万7千円)なり。
この程度で済んで一安心。
ちなみに、レントゲン「3箇所」というのは、両方の奥歯、前歯と、部分部分でレントゲンを撮ったからです。
でも、歯医者は、実際は「高い」わけではなく、通常の保険が利かず実費なので「高い」のです。日本で治療を受ければ、国民健康保険が適用されるので、通常の治療でしたら数百円から数千円。じゃあ、オーストラリアで虫歯になったらどうしたらいいの!?と思われるかもしれませんので、保険のことについてちょっと触れておきます。
まず、学生ビザを取得する場合は、OSHCという留学生保険の加入が義務付けられています。
ただし、このOSHCは、歯科治療費はカバーされません。
歯科治療のカバーもつけたい場合は、ご自身でOSHCをアップデートすることもできます(OSHC Extrasといったようなものです)。費用や適用範囲詳細は、ご利用のOSHCの会社にお問い合わせ下さい。
ちなみに、歯医者のカバーをつける場合は、Waiting Periodsというものが設定されることがあります。これは、加入してから2ヵ月経たないと保険は適用できませんよ、といったものです。そのため、Waiting Periodsがつく場合は、虫歯になった!、歯医者のカバーもつけて、翌日歯医者へ!といったことはできませんので、ご注意ください。
また、日本で加入する留学保険も、保険タイプによっては、歯科治療費補償をつけることができます。ただし、治療費上限は10万円分までカバー、といったように制限がつきますので、15万円治療費にかかったとしたら、5万円分は自己負担です。留学保険は、オーストラリアに来てから加入はできませんので、ご出発前にご加入下さい。
弊社ではAIU留学保険を扱っておりますので、ご希望の場合は、コチラから資料のご請求をお願いします。
そして、これは保険ではありませんが、日本には高額医療費控除、という制度があります。1月1日~12月31日の1年間で、1世帯(一人ではなく世帯)の医療費が10万円を超えた場合に申請をすることができます。要は、高い医療費払ったから、税金少し戻すよ、といった制度です。医療費が軽減されたりするわけではないので、ご注意下さい。
海外で支払った医療費も対象になりますが、手続きが少々煩雑ですので詳細は、お住まいの地区の役所で確認をしてみて下さい!
何はともあれ、虫歯にならないのが一番ですね( ̄_ ̄ i)