異文化コミュニケーションスキルをあげよう!

よく弊社のメンバーさんとお話をしていて思うことがあります。多国籍な環境で働くっていろいろ驚きがあるな〜と。日本で働いているのと大きく違うのは、やはりオーストラリアは「異文化であること」、「多国籍であること」です。

Flipping Burgers
Flipping Burgers / Daniel E Lee


ワーキングホリデーや学生でオーストラリアに来ると多くの方がアルバイトをすると思います。私達は日本人ですから日本のスタンダードで働こうとしますよね。
しかし、オーストラリアで働くとそのスタンダードは日本とは違い、働いているスタッフがアジア、ヨーロッパ、南米、それぞれの自国のやり方で仕事をするわけです。
例えば日本人はお客様のほうが上として接客をしますが、西洋社会ではお客様とスタッフは全く対等でフレンドリーに話します。日本だとクレームにはまずはお詫びですが、日本以外の国ではいきなり言い訳を始めたりすることがあります。もちろん、そこには理由があるわけですが、そこで「日本をでたら普通が違う」ということに気づきます。

最初は驚きの連続ですが、いろいろな違いに実際当たりながら、日本の基準と他国の基準の違いに気づき、そしてその違いを自分なりに受け入れ消化し、更に歩み寄り物事を進めることができるようになったら、本当の「異文化コミュニケーションスキル」がついたということになるのではないでしょうか?
英語の勉強ももちろんですが、オーストラリアに来たら、留学だからこそできる異文化コミュニケーション力のアップに、是非トライをしてみてくださいね。もっと滞在が楽しくなりますよ!

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する