混乱が起きている時こそ情報源の確認を!

新型コロナウイルスで世界各国が大きな動きを見せている現在。

オーストラリアは、3月20日にオーストラリア国民・永住者、その家族を除いて、入国禁止措置を取りました。その後も、新型コロナ対応について次々と対応策を発表しており、様々な情報が飛び交っています。
日本でも災害等の緊急時は、色々なデマ情報やフェイクニュースが流れますが、それは国を問わず同様です。

記憶に新しいところでは、「トイレットペーパーがなくなる!」という情報が流れて、お店からトイレットペーパーが消える現象が起こりましたね。

特に新型コロナについては、状況が目まぐるしく変わっています。その中で、留学中の皆さんは、帰国するか・オーストラリアに残るか、今後の留学プランをどうするか等、難しい決断をしなければなりません。

オーストラリアの情報なので、まず最初に出てくる情報は当然「英語」になります。ただ、SNS等を見ていると色々なウワサが日本語で飛び交っていて、何が本当かわからなくなることがあります。中には誤った情報が独り歩きすることもあります。

ですので、まずは情報源の確認をしっかりとしてください。

少し先の留学で時間に余裕がある場合は、政府発表等の英語を確認してみてください。

政府発表の文章はネットにアップされますし、ニュースサイト等で発表そのものを動画で観ることもできます。英語の勉強はもちろんですが、実際に留学した際に、色々な調べたり意思決定をしたりする力が身につくと思います。

現地にいる留学生で英語がなかなか難しいという場合は、日本領事館の情報を確認してください。在留届(短期の場合はたびレジ)を出しておけば、災害や緊急時等の情報を受けとることができます。

在留届・たびレジの登録は、こちらから。

新型コロナ関連情報で重要なサイト。

オーストラリア首相発表
オーストラリア移民局
オーストラリア保健省
■youtubeで視聴可能なオーストラリアニュースABC News

その他、オーストラリアのニュースサイト等にも多くの情報を得ることができます。

ただ、私自身ニュースサイトの情報をツイートして、後でその情報が誤りだった、ということがありますので、ニューサイトご覧になる際はご注意ください(このツイートご覧になった方、混乱をさせてすみませんでした)。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する