車を買う@ゴールドコースト

こんにちは。ゴールドコースト支店の田中です。
今回は、私が車を買うまでの経緯についてお話ししたいと思います!
渡豪して半年ぐらいは公共交通機関のみで生活していましたが、以前のバイト先のSea Worldへの通勤と買い物の際の不便さから車の購入を考え始め、リサーチを開始。学生の身で新車を買えるわけもなく、中古車の販売サイトをハシゴして、大体の相場を調査。私が使ったサイトは以下の3つです。

Gumtree;掲載数多。比較的低価格のものがたくさん見つかる
日豪プレス;掲載数は少なめ。日本語でやり取りができるので安心
Carsales.com;掲載数は多いが値段設定が他の2つより少し高め

日本では完全にペーパードライバーだった私は何を基準に車を選んだらいいのかすらわからず、とりあえず中古の安くて小さい車…ぐらいのイメージで探し始めましたが、他にも重要なチェック項目があるとを知りました。
・ 年式
・ 走行距離
・ REGO (レジストレーション)の残存期間
・ RWC (ロードワーシー; 整備点検証明書) 取得済みか否か
・ ガソリンタイプ(私のように無知識で欧州車を買うと、ガソリン代が嵩むことになります)
これらの条件を総合して許容範囲の車が見つかったら、オーナーへ連絡。実際に車を見て、試乗もさせてもらい、ネットの情報と差異がないか、状態をきちんとチェック。できれば車に詳しい人についてきてもらった方がいいと思います。残念ながら良心的なオーナーばかりではないので、不良箇所をごまかしたり、相場より高値で売ろうとしたりする人もいるので注意が必要です。

RACQという会社でプロに査定してもらえる有料サービスがあります。不良品を買って後々修理や買い替えにお金をかけるより、きちんと査定して信用できる車を買うことをオススメします!
私はスウェーデン人のオーナーから買ったのですが、とても親切で証明書類などもすべて事前に提示、コピーもくれて、すぐ決められなかったら一旦帰って考えていいよーと言ってくれました。

車に関する知識はないくせに、損保会社で働いていた時の交渉癖が役に立ち(?)、サイトに提示されていた金額よりだいぶ値引きしてもらいました。きっと元の金額はだいぶ上乗せしていたんだろうと思いますが。

まぁバッテリーも新しいのに変えて、ガソリンも満タンで引き渡してくれたので良しとします。その後も走行に問題がないかとか、何か困ったことがあったら修理屋さんも紹介するから、とか何回か連絡が来て、正直どこまで信用していいのかわかりませんでしたが、きっと単に世話好きのおじさんだったのだと思います。

無事購入が済んだら、名義変更・任意保険加入・ロードサービス加入もお忘れなく。
名義変更や免許証に関する手続きはDepartment of Transport and Main Roadという政府機関で行います。
ゴールドコーストの街中から一番近いのはSouthportにあるココ。

任意保険は民間の会社の中から自分で選びます。いくつかの会社で見積もりを取って比べてみるといいでしょう。ロードサービスは任意保険に追加で付帯するか、日本でいうJAFのような団体の会員になることでサービスが受けられます。

本当は何となく日本車が良かったけど、車の状態の割に高く売り出しているものが多くて、私の元にやって来たのは図らずもフランス車でした。インジケーターが左についてるとか、ガソリンはちょっと高めの95を入れなきゃいけないとか、その辺は買ってから「あー」と思いましたが、けっこう気に入っています。おかげで行動範囲も広がり、素敵な景色を探しに遠くまで出かけられるようになりました!
私は自分の運転に自信がないのでとても慎重に運転していますが、それでもこっちのドライバーはけっこうラフだったりして危ない目に遭うこともあるので、気をつけて運転しましょう!

田中 和佳子 / Wakako Tanaka

Griffith UniversityのMasterコースにてSportManagementを専攻しています。ビジネスの観点から、競技振興や選手のサポートに関わるべく日々勉強中です。社会人経験を経てからの留学は覚悟のいるものでしたが、新しいことにチャレンジして失敗しても、やらないで後悔するよりは絶対良い!と信じて飛び込みました。迷った時はいつも、女子サッカー元日本代表、澤穂希選手の言葉『どの道を選ぶかではなく、選んだ道で自分がどれだけやれるか』を思い出すようにしています。

※ゴールドコーストオフィススタッフとして2017年7月から2018年1月まで勤務(テキストはその当時の内容となっています)