オーストラリアの飲酒運転事情!?

先日友達と食事をした後に、「車で送ってあげる」と言われました。驚きながら「さっきお酒飲んでたよね?」と問い正すと、「アルコール血中濃度許容範囲内だから大丈夫だよ」とこと。

日本では厳しく禁止されている飲酒運転ですが、オーストラリアなら許容範囲内なら大丈夫なようです。でも皆さんは絶対に安易に真似して運転しないでください!

まずは正しい知識を身につけるために、アデレードがある南オーストラリア州のアルコール血中濃度許容範囲について詳しく規定を学んでみましょう。

まず教習中や仮免許期間、バス、タクシー、危険物を運ぶ運転手は血中アルコール濃度は0でなければいけません。
しかしフルライセンスの運転手、または教習指導員は血中アルコール濃度が0.05未満の場合に限り違法にはならないようなのです。

もちろんこの許容量以上の血中アルコール濃度だった場合、厳しい罰則(罰金最大$2900、運転免許証剥奪、ポイント原点、投獄等)があります。

お酒の量は体の大きさ、体質にもよって変わります。オーストラリア人たちは、自分がどのくらいアルコールを摂取したら血中アルコール濃度が0.05になるのかを経験から学んでいるのです。

日本人である私たちは、なかなか自分の許容量が掴めないと思います。ですから同じ量だけアルコール摂取したお友達が飲酒後に運転していたからといって、絶対に真似しないでくださいね。ただでさえ慣れない海外の運転ですし、アルコール濃度0を守っていただけたらと思います。

中村 文美 / ayamin

受験勉強の反動で不毛な大学1年生を送ってしまった私は、何か自分を変えたいと思い大学2年初の海外で短期カナダ留学へ。そこで世界の広さを知った私は4年でオーストラリアでワーホリ、帰国後は日本の大手留学会社にてカウンセラーとして勤務。4年後にはヨーロッパで就労後、帰国後カウンセラーとして復帰。今は大好きなオーストラリアで日々勉強中です!このカウンセラーに質問する