『楽しそう』な人。

最近、休学留学の生徒さんや日本に帰国されて新卒で働き始めた生徒さんたちとお話をしたり、フェイスブックで彼らが呟いていることを見ていてとっても感じることがあります。

『楽しそう』


by poplinre

なんだか笑顔も輝いていて、忙しいなりに充実感や達成感が見えるのです。今まさに、やりたい事がない、これでいいのかな?と悩んでいる人多いのではと思ったので、何で楽しそうなのかよーく考えてみました。

みんなの共通項として、まず「自分が何がしたいかしっかり考えて決めています」。
やりたいことがいくつかあって、その中から一つを決めた人。やりたいことができなくなって、何がしたいか考えて見つけた人。スタートはいろいろですが、とにかく自分がやりたいことを、みんなの意見も参考にしながら決めていました。

そして「決めたことを一生懸命やっています」。
次から次へといろいろな事があり落ち込む日もありますが、くじけずどうしたらできるかを考えてやっています。その結果できるようになった!→楽しい→もっとやる→できた。のポジティブスパイラルに乗るわけですね。
普通に考えても、自分の好きなことをやっている人は楽しいわけですから、そりゃ楽しそうなわけです。ただ、一生懸命やったあとの笑顔は、一瞬の笑顔ではなく、自分ができなかった事を達成した自信で輝きを増すわけですね。

どうでしょうか?
口で言うほど簡単な事ではありませんが、ちょっと頑張る事で小さな自信が出来てきます。
例えば、英語を使ってお家を探してみる、英語の仕事を探してみる、一人旅に出る、オージーに声をかけてみる。例えばカフェで働いている人ならば、どうやったらお客様がリピーターになってくれるか考えてみる、おいしいコーヒーを入れる為にリサーチ・トレーニングをしてみる、気持ちよく過ごせる様にお掃除に力を入れてみる。

どんな事でもまずは「自分で決めて、決めたら一生懸命やってみる。」
続けていたら自分も楽しくなって、気づけば『楽しそうな人』になってると思います。私も楽しそうな人を目指して頑張ろう!

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する