私が考えるワーホリ、留学の適齢期

私はワーキングホリデー(以下、ワーホリ)、留学には、それぞれ適齢期というものが存在していると思います。

ワーホリビザというのは、入国して1年間、オーストラリアに滞在できるビザですから1年間、遊んでいても旅行に行ってもいい、いわゆる”自由のビザ”です。
10代のうち、まだ未熟で自我も目的も世の中のこともよくわからないうちに渡航してしまうと、いきなり金髪にするぐらいは良しとしても、体中にタトゥを入れたり、中にはドラッグにはまる方も残念ながらいます。
せっかく海外で色々な事にチャレンジできるビザなのに、色々の中身がおかしな方に向かってしまいやすいのです。
もちろん、全ての10代のワーホリの方が悪の道に走ってしまう訳ではありませんが、それでも、10代で成功したワーホリという方に会ったことがありません。

それでは、10代のうちに海外に行きたいと思ったらどうしたらいいかというと、学生ビザで留学するのに最も適している適齢期だといえます。
私は学生ビザで渡航するにあたり、最も適している年齢は18歳〜22歳だと思っています。
もちろん、40代、50代以上になっても英語の勉強はできます。がしかし、もう完全に日本人としてできあがってしまった脳に別の言語を学ぶというのは正直、限界もあるのです。

では、留学は若ければ若いほどいいかというと、そうとも言えません。
幼少期にこちらに移住してしまい、英語がネイティブとなればそれはいいと思いますが、中途半端な年齢で留学してしまうと、それはそれでリスクもあります。
18歳〜22歳というのは、まだ未熟ではあっても、子どもではありません。
また、日本人としての自我も確立し始めている時でもありますし、まだ若いので言語吸収パワーが最も効果的に使えるのです。
ですから、10代で海外に行きたいと思ったら、学生ビザで1年間留学してみてください。
大学生の休学留学なんて、本当に最高です。
この時期に1年間、きちんと語学を学べば、帰国後も決して恥ずかしくない英語力がつきますから。

また、ワーホリの適齢期についてですが、そもそもワーホリ(日本→オーストラリア)の制度ができたのは1980年。
byron bay

今の30代の方たちの親御さんで1980年代にワーホリで渡航されていたのなら帰国後「えー!すごい!ワーキングホリデーって何?」という時代だったでしょうが、今は2014年です。
ワーホリなんぞ珍しくも何ともないビザです。
ワーホリで渡航するのが最終目的と考える方もいらっしゃいますが、通常は1年後、セカンドワーホリを取ったら2年後には日本に帰国するわけです。
その時に『オーストラリアにワーホリで滞在し、これをやってきました。』と堂々と言えるような中身でないと、日本の厳しい社会に戻るのも大変です。今は1980年ではないのですから。

このワーホリビザをいかに素敵な意味のあるビザにするかは、それはもう自分次第です。
冒頭にも書いたように”自由のビザ”ですから、自分次第で形を作る事ができるのです。
で、その自分次第で素敵なビザに変えることのできる適齢年齢が、25歳〜28歳だと私は思うのです。

大学を卒業して3年位は日本の社会にもまれてみるのもいいでしょう。
日本の社会の厳しさを知っていた方が、海外での生活が豊かに感じられるからです。
25歳〜28歳でワーホリでオーストラリアに滞在して、帰国してもまだ30歳前です。
30歳というのは特に女性にとって大きな節目の歳でもありますが、30歳だったらワーホリで培った経験をいかして、日本で再度、何にもでチャレンジできます。
私も28歳のときに、一度日本に数年帰っていた時期があり、もうじき30歳になるのに私はこんなんで本当にいいんだろうかと、とても悩んだ時期がありましたが今、思うと28歳なんてまだまだ小娘です、本当に(笑)何でもチャレンジできる年齢です。

今日のブログは、適齢期についてちょっと気合い入れて書いていますので、是非、参考にしてくださいね♪