人と比較しないで、自然体で

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です。

オーストラリアに戻り3ヶ月が経ちました。もうすぐ平成が終わっちゃう!時間はあっという間ですね〜。

今日は私が最近気付いた大事だと思うことをシェアします!


オーストラリアは、色んな国籍・文化を持った人たちが生活していています。人それぞれ違うのが当たり前で、それを尊重しあう風潮を強く感じます。

”自分は自分、人は人”という響きは少し寂しい気もしますが、オープンで大らかな人が多いからか、冷たい/嫌な感じは全くありません。

良い意味で人の目を気にすること、自分と人を比較するが必要ないとだんだん気付いてきました。そして、自分の良さはなんだろう?と考えてみたり、こんなところが良いところなのかも、と気付き自分で認められる機会が増えてきました。


外見


誰がどんな服を着ていようと関係ないです。色んな国の色んな文化圏の洋服が見られるのが私は好きです。自分のセンスで良いなと思うもの、調子が良いと思うものを着れば良いんです。ブリスベンはラフな人も多くて、夏場は特に男性はTシャツ・短パン・ビーサン/スニーカーがベーシック。(まさかの裸足の強者もいるw)

だから「流行」は気になりません。

私も日本から持ってきた数少ないお気に入りの普段着をずーっと着回しています。

どんなに綺麗で高価な服を着ているよりも、その人自身の内面から出る美しさや、笑顔がニコニコ可愛い人の方が魅力的だなって心から思います。「その人らしさ」が一番かっこいいなと思います。


行動・発言

日本では、協調・同調精神が心に根付くので、何か人と違うことをしたり、違う意見を言う場合、ためらったり、緊張しませんか?私はそうでした。空気を読みすぎて自分が本当に何を感じているのか分からなくなったり、伝え下手になることもありました。

私の学校のクラスでは、クラスメイトたちの個性が爆発しています。笑
本当にその人それぞれ!という感じで面白いです。思ったことを色んな場面でためらいなく言うし、それで「うわ、あいつあんなこと言いやがった」「やあねぇ」なんてことは起きません。もし思ったら「それ私は違うと思うよ」とか直接本人に言ってます。かといって人を傷つけたり迷惑をかけることはしません。

こういう光景を日常茶飯事に見てると、別に人と合わせる必要もないし、無理せず自分らしくいよーっと。と思えるんです。

そして自然にしていると、だんだん自分らしさが際立ってくる気がします。私はこんな感じなんだな、と気付きます。


個性


アートを学んでいてもよく思います。アートは個人の表現だから「自分」がしっかりでる分野。

私はいつも作業が遅く人より時間がかかってしまうことが多くて、居残り常連組なのですが、そんな時にクラスメイトが声をかけてくれたりします。

「芽衣、どう?まだもう少し残ってるの?」
「だめだ、帰れない。ほんとにいつも自分遅くって。みんな早いよね〜。うぅ‥」と泣き言を言った時、
「ダメダメ!絶対人と比較なんてしちゃだめだよ。良いんだよ自分は自分だよ。人とは違うんだから。時間がかかっても、自分が良いと思った作品を作ることが大事でしょ。できるよ、頑張って。私ももう少し残る」

と言われてなんだかふっと心が軽くなったのが印象的でした。(そしてジーンと感動してしまった。笑)


デッサンやペインティングの授業を受けていて、一生懸命描いたとしても、自分よりもうまく描くクラスメイトがいて、比較して落ち込むこともあったりします。

でもそんな時、「この部分めっちゃすごい」「これ芽衣って感じの色だね〜綺麗!」などと褒めてくれたりして、自分の作品の良さを気付かせてくれたりします。

”Great, Beautiful, cool, awesome, amazing”「いいね、きれい、かっこいい 素晴らしい」というような言葉が日常茶飯事に飛び交っています。

最初は「いやいや、そんなことない」と、日本人らしく謙遜していましたが(ほんとに、まだまだ上手な人いっぱいいるもん‥という気持ちがいっぱいあったから)、最近は素直に「ありがとう、めっちゃ嬉しい!(T▽T)」と感謝を伝えることができるようになりました。そして私も素直な気持ちで相手の作品の良い所を見つけて伝えています。

技術も大事ですが、自分らしさが作品に出た時の方がCool!と思うようになりました。



日本で謙遜は美徳です。(傲りは違う)でも自分の良さをちゃーんと認めてあげることも、自己愛・ナルシストって嫌なイメージがありますが、自分のことが好きだと思えることも大事だなって学びました。だって自分は人生でずっと一緒にいる伴侶でもあるのだから!

人と比較しないで自然体でいることで、自分らしさについて改めて考えたり、こんなとこが好きだという発見をいっぱいしましょう。そして好きなところをより一層磨いていきましょう:)

自分のこんなところ直したいな、に気付いて凹むことがあったら、そんなときは素直に自分を振り返って気をつけたらいいだけ。

まだまだ自信を持てないこともいっぱいあるけれど、この学びはでかいなぁと思っています。

まだまだオーストラリア滞在中、良い気付きがいっぱいあるんだろうな。

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する