オーストラリアの大学での授業の行われ方

こんにちは!アデレード支店横山です。
早速ですが皆さん、オーストラリアの大学ではどのように授業が行われているかご存知ですか?
僕は留学前は全く見当もつきませんでしたが、とりあえず海外の大学はキツい。というイメージだけはありました。
そこで今回はどのようにオーストラリアの大学では授業が行われているのか書いていきたいと思います。
*文系、マーケティング専攻の例です。

授業の構成

大学の授業は、大教室で行われる講義形式のLecture(レクチャー)と、
20人くらいの少人数でディスカッションなどを行うTutorial(チュートリアル)で構成されています。
出席を取るのはチュートリアルだけなので、実際のところ現地の人はほとんどレクチャーに出席していないという印象です。

チュートリアルでは積極的な参加が求められるため、日本人の留学生は正直かなり苦しんでいます。(もちろん僕もです)
毎回チュートリアルの前に決められたリーディングをこなし、準備をしていかないと全く参加できず、ただの存在と化してしまいます。
オーストラリアの大学ではグループワークが多く、英語力の問題でついていくのに精一杯でしたが、優しいグループメイトたちに助けられ、毎回なんとかやっています。

授業数について

授業は1科目3時間で構成されており、そのうちチュートリアルが1時間、講義が2時間のものもあれば、逆にチュートリアルが2時間、講義が1時間のものもあります。

学生は1学期につき通常3科目か4科目履修しています。(留学生は学生ビザの関係で最低3科目は受講しなくてはいけない)
僕自身、前学期は3科目、今期は4科目受けています。

僕の時間割

それでは具体例として、僕の時間割をご紹介しましょう!


ご覧の通り月曜、火曜は割と忙しいのですが、水曜、木曜は各1コマ。金曜日は授業ありません。
どうでしょうか。意外と楽そうに見えませんか?
「学校に行かなければならない時間」という点で考えれば、日本の大学よりも緩いかもしれません。

しかし!だからといって日本の大学よりも楽かといったらそんなことは全くありません。
現地の人からしたらかなり楽なのかもしれませんが、僕ら日本人にとっては相当厳しいです。

授業からテキストまで、もちろん全て英語です。日本語でやっても難しいんじゃないか?っていう内容を英語でやるんです。
なので実際、授業自体は忙しくないとはいえ、基本的に授業がない時間もずっと大学で勉強するような生活を強いられます。

このように、勉強面においてはかなり大変な生活をしていますが、親切なグループメイトや、毎回エッセイの文法をチェックしてくれるオーストラリア人の親友に助けられ、なんとか厳しい大学生活を過ごしています。

まとめ

オーストラリアの大学生活をイメージできましたでしょうか?
大変そうなことばかり書きましたが、厳しい分乗り越えた後に得られるものはきっとたくさんあるはずです。
また、勉強から解放された金曜日の夜や土日を友達と過ごすのは最高に楽しいので、大学留学も非常に有意義な時間を過ごせますよ!

横山 悠樹 / Yokoyama Yuki

神奈川県横浜市出身。
日本の大学に在籍する3年生で、現在はアデレード大学にて1年間の交換留学中です。
この留学生活では、もともと目立ちたがり屋で、うるさいタイプだった自分が、
一年間の浪人で完全に人が変わり、人見知り、根暗、話しかけにくいと言われるようになってしまったので、
そんな自分を変えるべく、たくさんの人とコミュニケーションを取ることを意識して過ごしています。このカウンセラーに質問する